月山君と者山君のことは世子(後の睿宗)が守ると安心させる王妃(貞熹王后)。
功臣の長ハン・ミョンフェが者山君の義父なら安心なのですと粋嬪ハン氏が答え、
王妃にミョンフェの娘との縁談を認めてもらうと、大殿へ向かいます。
ゆくゆくは大妃になる身だった自分は権力とは何かを知っているからわかる、
世祖がそうしたように世子も功臣に圧されて月山君らを始末するかも?と言い、
王室の業を指摘して世祖をおののかせるとシラっとした顔で出て行きました。
世子に弓をもらって喜んでいる者山君を連れ帰ると、ビシバシとお仕置きします。
官僚が功臣田と科田を返上したことを祝う射会が開かれました。
(孝寧大君いわく、功臣田はともかく科田まで奪うのはやりすぎとか)
功臣田と科田をお返しください!と願い出たホン・ユンソンが見事に十射十中。
返すのが嫌なら五射してくださいと言われた世祖は射るうちに倒れてしまいます。
ユンソンがひれ伏して謝るも、病床の世祖はかつてのようには怒らないのでした。
「色々なことがこじれてしまったな・・・」。
天気のよい日、庭にハン・ミョンフェを呼び出した世祖が目を閉じて話しかけます。
初めて出会った日のことや功臣の処遇をずっと迷ってきたことを口にする世祖に、
領議政にもなれ富貴栄華を享受しました!お望みなら殺してください!とミョンフェ。
目を開けてミョンフェの姿を見た世祖は、「そなたも老けたな・・・」と笑うと、
気の利かない点を憎らしく思うこともあるが粋嬪が可哀想でいじらしくさえ思える、
順当に行けば王妃や大妃になれたのだ、ひとつは返したが粋嬪にはまだ借りがある、
そなたの娘を者山君の妻に迎えたい(から世子を守ってくれ)と頼みました。
ハンが権力を握ったままでは世子の将来はありません!と反対する王妃。
父のおらぬ孫を誰が守るのだ?慈悲深かったお前も変わったな!と怒る世祖。
夫婦喧嘩をよそに、者山君がミョンフェの娘を永膺大君宅で妻に迎えました。
幼い二人の初夜のようすを使用人一同が盛大に覗き見中です!
ハン・ミョンフェを辞職させる策をユ・ジャグァンと亀城君が練っている頃・・・
老いた世祖の後ろ姿が忘れられないハン・ミョンフェは辞職を決意していました。
殿下に情が移った♪殿下と私は前世で夫婦だったに違いない♪と笑ってます。
世祖の気持ちもコロッと変わり、ミョンフェが辞任するように仕向けねばと思案中。
「ミョンフェに世子を頼むのは猫に魚を守らせるようなもの」だそうです。
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