こんな大事な日に首陽(スヤン)大君の息子・桃源君スンが病気で寝込んでいます。
息子を失っても国を失うわけにはいかないと夫人ユン氏に看病を任せる首陽大君。
ハン・ミョンフェも首陽大君も下心はなく国のために動いたように描かれてますね。
そして折悪しくもこの日、端宗が姉の敬恵公主に会うため寧陽尉宅に出かけたと
淑嬪ホン氏の尚宮がしらせてくれました。敵が計画に気づいた?と心配するユン氏に、
計画を変えたら水の泡だ・・・と首陽大君。計画は実行へと踏み切られました。
その頃キム・ジョンソは、しばらく都を離れろと側室ジンニョに命じていました。
まもなく異変が起こるだろう、私は誰も恐れないがどんな戦いにも勝敗はある、
ジンニョがいては私は力を出し切れない・・・と愛妾に話すキム・ジョンソ。
咸吉道のイ・ジンオク宛の書状を預かったジンニョが泣いて旅立ちました。
「喪中につき人を殺めることはできない」と言いだした先鋒クァク・ヨンソンを
クォン・ナムが説得しつつ作戦をさらに綿密に練り上げていきます。
そして夜。私利私欲で国事を行い安平大君と手を組み殿下をないがしろにしている
ファンボ・インとキム・ジョンソを掃討する!と集まった兵に首陽大君が宣言します。
逆臣は倒すべきですが殿下にお許しをもらわないと謀反です・・・とソン・ソクヨン。
これしきの反対は無視してとにかく動いてくださいとハン・ミョンフェが促し、
勝手にしろ!さっさと決断しないお前らこそ逆臣だ!と首陽大君が戦いに臨みます。
夫人ユン氏が上着を手渡すという有名エピソードももちろんここで登場しました。
クォン・オン、クォン・ギョン、ハン・ソグ、ハン・ミョンジン(ミョンフェ弟)は、
ホン・ダルソンのいる敦義門で門を掌握せよ!とハン・ミョンフェに命じられます。
単身でキム・ジョンソ邸に向かう首陽大君。後に続くヤン・ジョンとホン・スンソン。
キム・ジョンソは警戒しながらも首陽大君を迎え入れ、庭で話すことになりました。
すると首陽大君の帽子の羽が取れていたため、息子スンギュに取りに行かせます。
宗簿寺(チョンブシ)で永膺(ヨンウ)大君夫人を弾劾したいと首陽大君は話すと、
キム・ジョンソの側近を人払いして書状(嘆願書)を差し出しました。
書状に目を凝らすキム・ジョンソを鉄槌が襲い、戻ってきたスンギュも殺されました。
首陽大君たちが去ると、絶命したかと思われたキム・ジョンソが輿を用意させます。
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