ハン・ミョンフェ(上党君)は睿宗の病をすぐに粋嬪ハン氏に伝えさせました。
粋嬪ハン氏は者山君の衣類を整えさせて一人だけを宮殿に連れて行くと決定。
いいんですか?いちおう月山君も連れてったほうが・・・とミン尚宮が確認しても、
大丈夫!上党君を信じてるわ!とかなりイージーすぎてびっくりです。
11月26に倒れた19歳の睿宗は、2日後の28日に危篤に陥りました。
世子の斉安大君はわずか4歳、粋嬪ハン氏の月山君は16歳、者山君は13歳。
次の王を元老の思いのままに決めさせてはならない!と亀城君が焦っています。
しかしそれは大妃(貞熹王后)が決めることで、誰も口を出すことはできません。
嫡統なら粋嬪の息子だけど月山君は病弱なのが心配・・・とこぼした大妃に、
者山君は上党君の婿(だからダメ)です!とチョン・ヒョンジュ(河城尉)が言い、
上党君ほどの経綸の持ち主はいない!と大妃にこっぴどく叱られちゃいました。
睿宗がわずか1年3ヶ月の治世を終え、兄の懿敬世子と同じく20歳で亡くなると、
王位継承者を早く決めてくださいとユン・ピルサンら元老がせっつき始めます。
涙にくれていた大妃がようやく大臣たちの前に(ただし簾の向こう)姿を現すと、
私は何もしらない女ゆえあなたたちの意見を聞かせてくださいと委ねました。
大妃様のご意向が朝廷の総意です!と遠慮する大臣たちに、大妃が言い渡します。
「斉安大君は4歳と幼く、粋嬪の子なら長男の月山君だが、病弱である。
弟の者山君は亡き世祖もその素質を認め、粋嬪も王の器と認めている・・・」。
殿下は13歳なので大妃様の垂簾聴政が必要ですと大臣に言われた大妃は、
私は学問が足りないので賢い粋嬪に頼ろうと思う・・・と公言。
それはご法度です!とハン・ミョンフェはじめ大臣に反対されて承諾します。
その後、大王大妃になった貞熹王后がハン・ミョンフェに打ち明けました。
「者山君に継がせたのは学徳のある粋嬪に機会を与えたかったからなのです。
月山君を押しやったのは気になるけど、者山君はあなたの婿だから・・・」。
さっそくハン・ミョンフェは領議政の交代を提案。もちろんよ!と大王大妃。
シン・スクチュ義弟のユン・ジャウンが領議政になり、ホン・ユンソンが涙!です。
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