王子と引き離された王妃ユン氏はチョン貴人を亡き者にしようとヒステリー状態。
意のままに動くという水刺間のカン尚宮に渡せ!と女官サモルに砒素を投げつけ、
仁粹(インス)大妃が私の廃位について聞いてまわっているという噂があるのよ!
チョン貴人とオム貴人が私の悪口を吹き込んでいるに違いないわ!と叫びます。
チョン&オム貴人が巫女を呼んで呪ってるシーンが出てくるのですが
これは王妃の幻想ではなくて一応現実という設定と解釈してよいのでしょうかね?
悪態をつきながら気絶しちゃった王妃ユン氏は目覚めて落ち着くと反省し始め、
私の大声は大殿の殿下にも聞こえたでしょうね・・・と気にし始めました。
(このドラマは他のドラマと違って皆の部屋が近くにある気がします)
ご安心ください♪と王妃を慰めようと口にした女官サモルの言葉に王妃が強く反応。
成宗が後宮におわたりしていると気づいて大騒ぎして大殿内官を引っぱたき、
王妃なのにみずから灯りをもってユン淑儀の部屋へと夜の宮殿を走っていきました。
成宗が王妃とは違って奥ゆかしいユン淑儀とラブラブしかけていると、
息子のことを考えたらこんなことできないはず!ここで死んで石仏になる!という
王妃のウザいわめき声に邪魔をされて成宗がうんざりしています。
みかねたチェ尚宮に事の顛末を報告された仁粹大妃は一人で祠堂へこもり、
亡き夫と義父に自分の罪や王妃追放について問いかけながら涙を流しました。
兵曹判書カン・ヒメンの家に療養に出された王子ユンはすぐに快復したようですが
そのことは隠しておいたほうがよいですよと右承旨イム・サホンが耳打ちしてます。
王妃を諌めようと思った大王大妃(貞熹王后)が「七去」について問いました。
七去(しちきょ)とは、儒教において夫が妻を追い出せる7つの理由。
無子去、多言去、不順去、妬去・・・と王妃が一つ一つ答えていった後で、
でも夫を深く愛しているゆえ妬まないのは無理です!と訴えました。
同じ頃・・・難解な『周易』を読みながら大殿で成宗を待っていた仁粹大妃が
昌徳宮の横の使っていない土地に離宮を建ててほしいと頼みました。
「宮殿のことは王妃に任せておけるので暇な年寄り3人で宴を開きたい」とか。
宴なら遠慮せず昌徳宮で開けばよいではないですかとやさしく言ってあげつつ、
成宗は3人のおばば大妃の余生のために昌慶宮(チャンギョングン)を建てます。
『実録』によると、頻繁な宴のせいで財政難に陥りそうになったそうです。
あの上品な仁粹大妃も宴では肩で調子をとって楽しんでいたそうじゃないか♪と
大臣たちも宴を開いて踊りまくり、泰平の世を堪能していました。
一方の王妃ユン氏は、「大妃が油断しているうちに!」と何かを企んでいます。
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