老臣たちが墓作りに反対を唱える中、ハン・ミョンフェをチラチラ気にする世祖。
本当に死を予感しているなら私たちに墓の相談をしている場合じゃないでしょう?
あの粛清のとき命を捨てたから冥土の連れにしたいなら喜んで応じますけど
あんな若造(亀城君たち)じゃなく私たちに世子の補佐を任せるべきでは?
私たちは顧命(コミョン)には逆いませんよ・・・とハン・ミョンフェが言うと、
世祖は怒って追い出しますが、そのすぐ後でオイオイ泣き出して後悔します。
あいつの言うことはもっともだ、苦楽を共にした功臣を疑っていたなんて・・・と。
すぐさま世祖は王妃(貞熹王后)を伴ってハン家をじきじきに訪ねました。
昔はみすぼらしい藁ぶきの家に住んでいたのにな~と世祖がうれしそうに嫌味。
ここはファンボ・インが住んでいたのを殿下がくれたのをお忘れですか?
袖の下も少々もらってますが殿下の王位さん奪に比べればかわいいものです♪と
ハン・ミョンフェが笑いながら大胆発言を切り返すと世祖は大喜び。(王妃ムッ)
ハン・ミョンフェがコソ泥なら私は大泥棒だ~と夜の宴でも笑ってますよ。
ナム・イを兵曹判書にしては?と右議政キム・ジルが世子(海陽大君)に提案。
兵権がハン・ミョンフェ一派に握られているのを警戒してのことでしたが、
その人事案の許可をもらいにハン家の世祖を訪ねた領議政イ・ジュン(亀城君)は
焼けぼっくいに火がついた世祖とハン・ミョンフェの熱愛ぷりに危機感を覚えます。
したたかに酔った世祖は粛清で処分した逆臣たちの家系を断ったのを悔やみ、
彼らの家族を赦免してもよいか?そうすれば贖罪になるよな?とオヨヨ泣き。
気が済むならそうなさってください・・・とやさしく答えたハン・ミョンフェは
「死んだ者とは和解をするのにどうして生きている者には辛く当たるのですか?
粋嬪様をお呼びください・・・者山君を世孫にしてください」と切り出しました。
世祖がどっか~んと大噴火して絶叫してもハン・ミョンフェは全くひるみません。
やがて世祖は「粋嬪が不憫で胸が痛む!者山君に王位を譲ってもいいくらいだ!」。
今か今かと自宅で呼び出しを待っている粋嬪ハン氏にとってはあともう一歩!
ですが急に世祖が苦しみだし、息も絶え絶えに輿を急がせて宮殿へ戻ります・・・
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