守ってやれなくてすまない・・・と誰もいない王妃ユン氏の部屋で涙を流す成宗。
彼女が淑儀の頃から大切にしていたノリゲ(房飾り)が残されているのを見つけ、
からかいながら返してやろう・・・と泣き笑い。まだまだ愛情たっぷりですね!
止まらない吐き気の原因を悟ったユン氏は、降格されたにも関わらずえらく強気。
懐妊したと誇らしそうに告げられたイム尚宮が大妃殿にすっ飛んで戻ると、
オム&チョン貴人が仁粹(インス)大妃の機嫌をとりながらマッサージ中です。
懐妊を知った大妃は隠そうとしますが、瞬く間に宮殿中の知るところに。
殿下の同情を誘うために噂を広めたんだわ!寿康宮には近づいてはなりません!
砒素は殿下に盛るためだったに違いありません!と成宗に言い聞かせる大妃を
大王大妃(貞熹王后)がちょいうんざり気味な目で見つめていますよ。
流産させましょう!とダブル貴人はニタリと笑って悪だくみを始めました。
母が嬪なら世継ぎを王にできません!(この頃は嫡庶の区別が厳格ですね)
尊号は奪わないまま離宮で反省を促しては?些細な罪は見逃してください!と
司諌院と弘文館の学者たちが成宗に降格反対の意を唱えました。
やがて学者と民が連坐して号泣するという事態になってしまいます。
仁粹大妃は、やっぱり追い出すべきだった!とめちゃくちゃ不機嫌です。
そんな大妃を「清く正しい方で冷たく見えても心はやさしく春風のよう」と評する
世にも奇特な月山大君夫人パク氏は、義母をお慰めするため今日も参殿。
政治にかかわる女は私だけで十分!私の場合は仕方なかったのよ!(←え?)
雌鶏が鳴くと国が滅びると言うでしょ?と大妃はユン氏への怒りをぶちまけます。
大王大妃は民心が荒れているのを懸念。今度は大妃が退く番だと話しています。
学者の請願を受けた成宗が、ユン氏の二人の兄や母シン氏を不問に付すと決定。
はとこのユン淑儀を次の王妃にしたい左賛成ユン・ピルサンが反対しますが、
王妃のしたことに気づかなかった自分が悪いのだと成宗が妻をかばいます。
ってことで、事件はすべて女官サモルのせいにされ処分されました。可哀想です。
王妃も反省したでしょうし懐妊もしたので降格を撤回するべきですと説かれ、
はい撤回しまーす♪と成宗が孝寧大君に満面の笑みを浮かべていると、
そ・れ・は・な・り・ま・せ・んっ!とおっそろしーーい大声に遮られます。
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