正式な世子だったのに成宗の崩御から燕山君の即位まで5日もかかったうえ
そんな異常事態にとりたてて誰も文句を言わなかったことに傷つく燕山君。
自分の母が一体どんなことをしたのか知りたい・・・と打ち明けると、
仁粹(インス)大妃に逆らうなと義兄シン・スグンやキム・チョソン内官が助言。
耐えてみせる・・・!と亡き父の霊前で復讐をひそかに誓う燕山君でした。
不吉さを感じたのか、声を搾り出して号泣していた仁粹大王大妃(演技すごい)が
そのまま体調を崩して寝込み、晋城(チンソン)大君が一晩中看病します。
朝のご挨拶のために皆が大妃殿前に集まっても、燕山君さえ入れてもらえません。
殿下を立たせるなんて!と王大妃(安順王后)が仁粹大王大妃の不敬さに憤ります。
燕山君は大王大妃殿の前で会った安陽君と鳳安君(チョン貴人息子) に
本来は正室の王子しか許されていない哭泣を許してあげる寛大さを見せると、
しばらく待った後で結局は祖母に会えないまま大王大妃殿を後にしました。
月山夫人パク氏と大妃(貞顕王后)は仁粹大王大妃による晋城大君の溺愛を心配。
「女人天下」の優柔不断王・中宗は幼少時こんなに可愛がられていたんですね~
成宗の唯一の不祥事は王妃ユン氏を追放したことだったとされていますが、
ドラマでもそうだったように成宗みずから積極的に動いたとは考えづらいとか。
そんな聖君を納めた棺が宮殿を出て、宣陵(ソンヌン)へと向かいました。
百官はもちろん民から僧侶まで、泣かない人はいなかったそうです。
そのころ廃妃ユン氏の母シン氏は、娘の粗末な墓にすがって泣いていました。
「即位なさった世子様はもうお墓を放っておかないでしょう・・・」と。
父の墓誌の内容を知るためにと都承旨キム・ウンギを呼んだ燕山君が、
ここに王妃の実父と書かれてるけど判奉常寺事ユン・ギギョンってだーれ?
領敦寧府事ユン・ホの間違いじゃないの~?としらばっくれて質問しました。
殿下は何もかもご存じなのでは?とハン・チヒョンが疑いを持ちます。
そんな中、詳細な経緯はわかりませんがイム・サホンが燕山君に呼ばれました。
合わせる顔がありません・・・!と入室したイム・サホンがいきなり泣き出します。
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