拝謁するなり泣きながら廃妃ユン氏のことを詫び始めたイム・サホンに、
そんなことを聞くためにそなたを呼んだのではないと笑って否定する燕山君。
「風流のことは斉安大君、女のことはイム・サホンというではないか♪」と
部屋の外で聞き耳を立てる内官を意識して話すと、二人で庭へ出て本音を話します。
ユン氏の命日の前夜、いきなり家にやってきた燕山君にイム・サホンびっくり。
燕山君は母ユン氏の無念を知らせる上書(前昌原府使チョ・ジソ提出)を見せ、
仁粹(インス)大王大妃を引っ込ませてやるという決意を話します。
イム家でお世話になっているシン氏(ユン氏母)は孫に会おうと必死ですが、
まだ時期尚早だと考えているイム・サホンはシン氏を部屋から出しませんでした。
上書を出したチョ・ジソは、母やその親族に孝行すべきと燕山君に直訴。
巻き起こる波乱を予想して臣下たちが焦りますが、意外にも燕山君は取り合わず、
チョ・ジソは教え子だった私に厳しくしたから擦り寄ってきているのですと笑い、
ユン氏が自分の生母であることを知っていると明かして仁粹大王大妃を驚かせます。
「成宗の前妻が追放されたのは知っていても、彼女が生母とは知らないはず」と
仁粹大王大妃やハン・チヒョンは思っていた(思い込まされていた)のですね。
父上の下した罰に文句は言わないが荒れたお墓だけは何とかしたいと燕山君は願い、
それが道理ですとハン・チヒョンが支持するも、すごい勢いで仁粹大王大妃が否定。
燕山君は悔しさを一瞬のぞかせるも「顔も知らない母ですから」と笑って演技し、
大王大妃はこみ上げてきた怒りを鎮められずさらにユン氏と燕山君をけなしました。
うわべは取り繕いつつも、燕山君は祖母への憎しみを募らせ、復讐を決意します。
それから今回は月山大君夫人パク氏が法事をしたエピソードが登場しました。
興福寺(フンボクサ)に外命婦を招いて月山大君の法事を開いたことを
仁粹大王大妃と話していましたが、何かプチ事件につながりそうですね。
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