伯父の譲寧(ヤンニョン)大君を正論で黙らせちゃった錦城(クムソン)大君は、
永豊君(ヨンプングン)と一緒に大殿に行き首陽(スヤン)大君の退陣を求めます。
叔父上に辞められたら困る~とうろたえる端宗をやさしく説得する王妃(定順王后)。
そこへ、首陽大君が避嫌(ピヒョム)=謹慎するというしらせが飛び込んできました。
喜ぶ錦城大君と、永膺(ヨンウ)&臨瀛(イミョン)大君は少し意見が違うようです。
端宗がすぐさまクォン・ラムを通じて登庁を求めても、首陽大君は反応しません。
クォン・ラムは大君夫人ユン氏が仏教に傾倒しているのが気になっているようです。
これは義父上の一大事!と嫁のハン氏@懐妊中があわてて実家から婚家へご帰宅。
夫の桃源君(トウォングン)は冷たい対応ですが首陽大君は待っていたらしく、
宮殿で出産したいと言ったそうだな?と聞かれたハン氏は泣きながら頷きました。
首陽大君を救いたい吏曹判書チョン・チャンソンが、恵嬪ヤン氏追放の上訴を提出。
ここで、有名な死六臣事件を引き起こした張本人であるキム・ジルが初登場です。
彼はチョン・チャンソンの娘婿で、集賢殿の面々とも親しいそうです。
私が宮殿を出て行きます・・・と泣き落としをしつつ王妃のようすを探る恵嬪。
首陽大君が避嫌するなら辞職上書を出さなければおかしいと思っている王妃は、
もうすぐ文宗の崩御後2年だからこのまましばらく首陽大君に避嫌を続けさせ、
大祥(テサン)という儀式を機に端宗に親政を始めさせようと考えています。
性急すぎます・・・と首陽大君をおそれる王妃父ソン・ヒョンスが忠告するも、
それとなく親政の噂を広めておいてくださいと王妃に頼まれました。
次に王妃は「なぜ首陽大君に頼り続けるのですか?」と端宗に突っ込みます。
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年齢的に小学生で即位した端宗は遂に后を迎えました。
「先王の喪に服している間に息子である国王が婚礼なんてもってのほか(*_*)」と反対意見も多い中、首陽大君の主導で王妃選びが行われ、熟考の末、宋 玹壽の娘、定順王后を中殿に迎えました。惜しくも選考に漏れた2人の娘が淑儀に据えるという事で落ち着きましたね。まだ、お雛様&お内裏様のような感じですけど(笑)
とは言うものの、まだ中学生の子供ですから国の統治、政治に関しては分からないことだらけ。首陽大君が国王かと見間違えるぐらいです。禁婚令が出されたにもかかわらず娘を王妃選考に出したがらなかったというのも、端宗政権は、いずれ叔父の首陽大君に則られることを懸念してのようですね。「娘が数年で寡婦になることを恐れて…。」というのも、こういう背景があったからなんでしょうね。
恵嬪の動きも怪しいというか要注意になって来ました[腟究��絖�:v-363]