大王大妃(貞熹王后)の摂政が始まって最初の議題は「御医や内侍の処分」でした。
しかし簾の向こうに座った大王大妃は御医たちの処分をあっさり却下すると、
判書の上の兼判書(キョンパンソ)を復活させると唐突に言い渡します。
兵曹兼判書にハン・ミョンフェ(上党君)、吏曹兼判書にハン・ゲミを任じて、
経験の長いシン・スクチュ(高麗君)とク・チグァン(綾城君)にも「よろしくね」。
さらにシン・スクチュと領議政ホン・ユンソン(仁山君)を国葬都監の提調に、
ハン・ベンニョン(安順王后父)、右議政キム・グックァン、ハン・チヒョン(粋嬪従兄)を
山陵都監の提調に任命したと思ったらさっさと閉会しちゃいました。
これらはすべて大王大妃の後ろの屏風の裏にいる粋嬪ハン氏の助言によるもの。
(簾でよく見えなかったけど)屏風の裏に誰かいたよね?と気づいたク・チグァンが
その人物が粋嬪と知ると「けしからーん!わしゃー降りる!」と憤慨します。
大王大妃に名前を挙げられなかったその他の功臣たちは文句タラタラ。
ほんとこの人たちは相変らずです。ジジイの欲どしさと嫉妬は醜いですね~。
朝廷デビューした大王大妃が、冷や汗モンだったわ~と胸をなでおろしています。
粋嬪は王命を運ぶ豆大(トゥデ=女版・承伝色)を提案し、イム尚宮を選びました。
そのようすを別室で聞いていたキム・スオンは屏風裏の粋嬪に苦言を呈しますが、
これからも粋嬪に助けてもらうわ!と大王大妃は聞き入れないのでした。
次に粋嬪は成宗に会いに行き、君主の心構えをこと細かく吹き込んで励ますと、
病気がちなチョン・ギュン内官のかわりにホン内官を尚膳に昇進させ、
ソン内官を承伝色に勝手に任命しました。まだ大妃でもないのにすごいですね~。
さらに粋嬪は、自分の嫁(恭恵王后=ミョンフェ娘)をいまだ宮殿に呼び入れません。
その理由は、今は自分のほうが嫁より格下で挨拶に行かねばならないから(爆)。
大妃への格上げを急いでちょうだいと側室ヒャンイにミョンフェへ伝言させ、
成宗のほうは孝寧大君に父の追尊&母の格上げへの援護をお願いします。
しかしミョンフェは、まだ粋嬪を大妃にはしたくないもよう(国のためとか)。
一方で、亀城君を早く始末せんかいっ!とユ・ジャグァンを急かしています。
粋嬪と交わした三つの約束(息子を王に・自分を大妃に・亀城君に復讐)のうち
三つ目だけがまだだそうで・・・ジャグァンはチェという男を使って作戦を続けます。
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このドラマ、内官がけっこういっぱい出てくるので私自身も覚えきっておらず
気の緩みがあらすじに出てしまっていたようです・・・
ホン内官(ちょっとお笑い系の顔の)とソン内官(それより若め)の
それぞれに勝手に任命しちゃったというのが正しいのでした。
(これとは別に、たぶん手下の中で一番若手がパク内官だったでしょうか・・・)
コメントありがとうございました。