浄業院(チョンオボン)に行くくらいなら剃髪して尼になってやるっ!と
髪をほどいた恵嬪@ロングヘアは端宗を部屋の外で待たせてオタオタさせておき、
浄業院はこわーいとこなんですよ!と永豊(ヨンプン)君が端宗に吹き込みます。
やってきた端宗の前で恵嬪は「今まさに髪を切るわよパフォーマンス」して脅し、
心配して付き添う端宗をさすがの演技力でころころっと丸め込んじゃいました。
翌朝、首陽(スヤン)大君に対する端宗の態度ががらりと変わりました。
内命婦を取りまとめるためにも王妃を迎えては?という首陽大君のすすめを、
今は父上の喪中だから無理!不孝はこれ以上できない!ときっぱり拒否。
そればかりか「一つ目の不孝は叔父(安平大君)を殺したこと」で
「二つ目の不孝は祖母(恵嬪)を浄業院に送ること」だとも話しました。
この端宗の発言を永豊君から聞いた錦城(クムソン)大君らは大喜びしつつ、
必ずや兄上(安平大君)の無念を晴らしてやる!と闘志を燃やしています。
きっと恵嬪の入れ知恵にちがいないと桃源君(首陽息子)の妻ハン氏は推測。
淑嬪ホン氏(文宗側室)は「失言なさいましたね・・・」と端宗を諌めました。
不孝だと?粛清を否定するのか?俺らは逆賊か?と首陽大君の子分たちは大憤慨。
何も発言せず何も行動しない首陽大君に抗議するため、屋敷に座り込みます。
首陽大君への譲位を目論むハン・ミョンフェが譲寧(ヤンニョン)大君を動かすも、
首陽大君は「殿下のお言葉を待つのが臣下です」と譲寧大君の催促に応じません。
強くなっちゃった端宗は「婚礼の件は蒸し返すな」という王命を下しただけでなく、
今後は便殿で国政を取り仕切る!とついでに親政宣言まで出しちゃいました。
再び婚礼を進言して拒否された首陽大君が席藁待罪(ソッコデジェ)を始めます。
髪の毛をわざと荒々しくセットしているらしく、落ち武者風味なのが笑えます。
咸吉道(ハムギルド)では、キム・ジョンソの部下イ・ジンオク将軍が解雇され、
かわりの都節制使(トチョルチェサ)としてパク・ホムンが赴任してきます。
恩人の死を知っているイ・ジンオクは、パク・ホムンの寝込みを襲って斬りました。
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