派手に落馬した安平大君は「痛!鍼打たなきゃ!」と平壌に戻るも、演技バレバレ。
迎えに来ると約束したのに!と首陽大君は怒りつつ、自分から会いに行くことにし、
その前にキム・スンギュ(キム・ジョンソ息子)を安平大君のもとへ遣りました。
迎えに来させといて私を斬るつもりなんだろ?とビビりまくっている安平大君に、
は?そんなつもりなら首陽大君が贈り物をするわけがないのでは?とスンギュが答え、
法帖(見事な筆を集めた本)を差し出すと、途端に安平大君の態度がデカくなり、
博川江(パクチョンガン)まで出迎えに行かなきゃなーと言い出しました。
こうして兄弟は再会。安平大君の杯に首陽大君が酒をどぼどぼ注ぎ続け(怖い)、
忠誠と正論を説いてくる首陽大君に最初は反論していた安平大君でしたが、
「王妃を冊立し二人で殿下を守ろう」という兄の言葉に最後には頷きました。
大雨の翌日、文宗と王妃が眠る顕陵(ヒョンヌン)が崩れたとのしらせが入ります。
墓の責任者である領議政が罪を逃れようとしている!と集賢殿の学士が憤慨し、
私は名目上の責任者で現場指揮したのは首陽大君!と領議政ファンボ・インは主張。
抗議をもみ消すなと左賛成ハン・ファク(首陽大君息子の妻ハン氏の父)が反論し、
都庁(=イ・ミョンミン)のせいだと言い出す重臣もいて会議が紛糾します。
チャンス到来♪とハン・ミョンフェ。今こそ王をお慰めに!と姑ユン氏を促すハン氏。
弾劾された大臣は席藁待罪(ソッコデジェ)せず避嫌(ピヒョム=処分待ち謹慎)し、
それを知った譲寧(ヤンニョン)大君(世宗兄)は「自決すべき!」とお怒り。
首陽大君の責任では?と指摘する錦城(クムソン)大君を叱りつけました。
朝廷が騒がしいというのに、安平大君は兄と会ったあと海州(ヘジュ)へ行き不在。
ハン・ミョンフェは「都の情勢は左議政キム・ジョンソと首陽大君が五分五分だが
摂六十(ソビョクシブ)を握る安平側のイ・ミョンミンを殺さねば・・・」と判断。
安平大君が大量の武器をかくし持っていることを首陽大君には伏せたままにし、
安平大君に謀反を起こさせ、首陽大君に堂々と動く名分を与えようと考えます。
明から戻った息子スンギュに、キム・ジョンソが首陽大君の人物評を尋ねました。
畏敬の念を持ちました・・・父上お許しください・・・とスンギュが答えます。
最後まで首陽大君の供をせよ・・・と父に命じられたスンギュは謝恩使団に再合流。
首陽大君の行列は出発時と違って華々しく帰還し、都の民がひれ伏して迎えます。
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