燕山君からあふれるほど酒を注がれても領議政ハン・チヒョンは冷静さを保ち、
お祖母様と和解なさってください・・・と願って酒を飲み干すと気を失いました。
燕山君はかつて母がしたのと同じように、轟く雷に心の恨みを叫びつづけます。
同じ頃、イム・サホンの仲介で淑媛チャン・ノクスに対面したシン氏(廃妃母)は
王妃様のあでやかなお姿のようです!と涙を流した後で当時の詳しい経緯を説明。
証拠はないの?と聞かれると、かの有名なザ・血染め服を見せました。
燕山君義父シン・スンソンに続いて大王大妃従兄ハン・チヒョンも亡くなり、
間を取り持ってくれる人物を亡くした祖母と孫の直接対決が近づきます。
次の領議政にはソン・ジュンが任じられ、朝廷からは大王大妃派が一掃されました。
王に直言できる人物もいなくなり、燕山君は政治をせず遊んでばかりの毎日。
復位してくれないと政治できないよん!と義兄シン・スグンに話します。
相変らず燕山君とチャン・ノクスとはラブラブ状態で、昼間から部屋にこもりきり。
チャン淑媛の着物の中は桃源郷(!)らしく、ノクスは王に敬語も使いません。
ある日ノクスは、イム・サホンから言い含められていた作戦どおり、
懐墓(フェミョ=シン氏の墓)へのお参りをすすめました(斉安大君もなぜか一緒)。
命令されたのにお墓はまだ移転されておらず、盛り土をしただけの粗末な状態。
目の当たりにして怒った燕山君は、すぐさまイム・サホンを呼びつけました。
「王をひっかいたのは暗い部屋で起こったささいな夫婦喧嘩にすぎませんし
実家では粗末に暮らしていましたが王命を受けるときだけ着飾ったのです!」。
イム・サホンが涙ながらに説明した後で、祖母シン氏との対面を持ちかけます。
焦ったチョン貴人&オム貴人は夜の大王大妃殿に押しかけてギャーギャー。
娘を陥れた人々への恨みを22年間も抱き続けてきたシン氏が、大殿に入りました!
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