酒の席で端宗に文句を言いたげなようすマンマンの譲寧(ヤンニョン)大君を、
まあまあまあまあいいじゃないですか~~と取りなしまくる首陽(スヤン)大君。
伯父と二人きりになると、そのうち頼もしい君主になるでしょう・・・と話します。
そうなった殿下がそなたを生かしておくかな?とスルドイ質問を返す譲寧大君。
兄上(=端宗の父・文宗のこと)と約束したのです・・・と首陽大君が答えると、
先王はその言葉を信じていたと思うか?と言い捨てて去っていく譲寧大君でした。
癸酉靖難(ケユジョンナン)の後、首陽大君は重要な二つの行事をおこないました。
それは、臣下たちに王への忠誠を誓約させる会盟儀(フェメンイ)と、王妃の冊封。
歴史上では首陽大君が最初から王位を狙っていたとされているそうですが
実際は王権を強固にするための儀式を行っていたというナレーションが入ります。
殿下ではなく首陽大君のために挙兵したのだ!と靖難功臣たちは会盟儀に不服。
王になってはいかがですか?とクォン・ラムがほのめかしても拒む首陽大君に、
今なら血を流さずに王座につけるのに!とハン・ミョンフェがもどかしそう。
重臣VS功臣が対立する中、功臣を辞退したいと集賢殿ソン・サンムンが漏らします。
これ以上兄弟で血を流したくない・・・と和解の酒を酌み交わそうとする首陽大君に、
もともと反発していた錦城(クムソン)大君と永豊君(恵嬪息子)は疑いのまなざし。
首陽大君は「殿下を守るという約束を破ったら殺す」と約束させると帰りました。
臨瀛(イミョン)大君(世宗四男)は臆病者らしく、兄を怖がって震えています。
婚礼を受け入つつある端宗ですが、左議政チョン・インジが反対姿勢を崩しません。
政局安定のために承諾してくれ・・・と同じ集賢殿出身のシン・スクチュが懐柔。
もし首陽大君に野望があったらどうする?お前は信じているのか?と聞かれると、
信じているというより信じたいのだ・・・とシン・スクチュが答えます。
そんなある日、首陽大君夫人ユン氏が嫁ハン氏を伴い、端宗に会いに大殿へ。
うれしそうに婚礼の件をすすめる姑の横でムカつきまくっていたハン氏は
この子は王になれないの!?と姉(桂陽君夫人)に文句を垂れて懐妊を明かすと、
王になれないのなら産まない!名ばかりの王族にはさせたくない!と話すのでした。
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