王が即位した大切な日に側室の家に泊まるなんて!と歯ぎしりしているミン氏を
弟二人が訪問し、宴で起きたパク・ポの事件を報告します(弟はパク・ポに共感)。
“心休める場所”トクシルとイチャイチャしたイ・バンウォン(靖安大君)は、
そなたはよき同志だが心を休ませてはくれないと夫人ミン氏に面と向かって告白。
もう少し心が温かければ申し分ないのにな~と話します。ずうずうしいですね!
パク・ポへの厳しい姿勢を崩さないバンウォンをイ・スクポンがたしなめました。
「けれども実際は兄上には誰も逆らえないのですから(許してやっては?)」。
なぜなら、このときのバンウォンの役職である尚端司判事(サンソサバンサ)は
本来は王の管轄のもとで王印と官僚の人事をするだけの単なる執行機関でしたが、
権力を握るバンウォンがこの職に就くことは事実上の君主に等しかったからです。
定宗も、自分に欲がないことを示すために、そのつもりで任命していました。
宮殿には、誠嬪チ氏はじめ定宗の側室が勢ぞろい(画面には8人がいますね)。
ミン氏は世継ぎ話で平然とあてこすり、王妃(定安王后)が気を遣いまくります。
功臣の間では、立場や等級によって微妙な仲間割れが起きつつありました。
太祖四男バンガン(懐安大君)の息子メンジョンは父の不遇が我慢できないよう。
実戦部隊じゃないのに一等功臣のチョ・バクは「針のむしろだ~」とこぼします。
ミン氏の姉の夫であるチョ・バクは太祖の建国に貢献した後は中立の姿勢を守り
陰ながらバンウォンを支えた人。政治経験もあるためバンウォンに重用されます。
そのチョ・バクとイ・ムに、チョ・サイ(神徳王后いとこの息子)が近づき、
廃世子バンソクの側妻だった妓生とイ・ゴイが親子で関係したと吹き込みました。
ある日、王印の箱を開けた定宗がびっくり!なんと大切な王印がありません!
弟バンウォンにすぐ相談すると、王印を隠している太祖には催促するなと言われ、
官僚には黙っとけ&威厳をみせろ&パク・ポは流刑しろと進言(命令)されます。
バンウォンは壁に掛かったままの神徳王后の肖像画に気づくと乱暴に取りはずし、
ビビる定宗に「私たちの母上に称号を贈りましょう」と提案(命令)しました。
こうして本性をあらわしたバンウォンは軍権を身内とチョ・ヨンムに握らせ、
ハ・リュンとイ・スクポンと考えた人事を実現させ思うがままに操り始めます。
(刑曹判書トゥン・ドゥラン、兵曹判書イ・チョヌ、戸曹判書ソン・ソンニンに)
人事に反発しパク・ポの赦免を願い出たチョ・ヨンムはちゃぶ台を飛ばされます!
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