＊韓国ドラマあらすじ部＊

オラボニ（兄上）・・・とチョン・ドジョンに呼びかけた王妃（神徳王后）は、
「私は心火病（心の病）です。生きて帰った“虎”を始末してください」と依頼。
「これまで私はバンウォンを生きたまま殺してきた」とチョン・ドジョンは話し、
世子の将来と補佐を確約。王妃は彼の手を握って感謝の言葉を述べるのでした。

帰国したイ・バンウォン（靖安大君）を慰労する宴が開かれ（太祖は不参加）、
バンウォン不在の間に台頭した顔ぶれとして、政堂文学チョン・チョンはじめ、
門下府イ・ゴイ、ソン・ソンニン、ソル・ジャンスなどが初登場しました。
異母弟で世子のバンソク（宜安大君）が師匠チョン・ドジョンに連れて来られると
「私的な宴だから」と世子サマ扱いせず兄としてエラそうにふるまうバンウォン。
世子に酒をすすめ、チョン・ドジョンが代わりに受けると、その杯にドボドボーッ！
世子様にこんな失礼な真似は二度と許さないとチョン・ドジョンが怒りを表します。

バンウォンのことをたいそう買っているらしいクォン・グンが縁談を快く承諾。
チョン・ドジョンへの不満が高まっている今こそ力をつけるべきと話すミン氏に、
お前の気持ちはわかっているが焦らず待っていなさいとやさしく諭すバンウォン。
イ家ではその陰で・・・トクシルの懐妊を知ったキム尚宮が助言しています。
「奥様にはバレないようにして、大君様だけに知らせないと！いいですね？」。

この頃『高麗史（コリョサ）』の編纂を手がけていたチョン・ドジョンは、
私兵撤廃（まず大君から）を太祖に進言し、朝鮮帝国への夢を語り感動させます。
「新しい王印も渡さない明を見返し、遼東も討ってゆくゆくは明を制圧して、
王族が地方の諸侯国を治める明のように大君たちを地方に送りましょう！」。
・・・ところが、門下左侍中チョ・ジュン、ハ・リュン、トゥン・ドゥラン、
イ・ファ（太祖弟）、クォン・グン、シム・ドクプ、クォン・ジュンファらが、
朝鮮と大国は違う！地方を統治する王子に臣下が指示することになる！と大反対。
しかし私兵解体は進められ、パク・ウィ上将軍ひきいる禁軍が動き出しました。
いきなり乗り込んできた兵を、バンウォン夫妻がおっそろしい顔でにらみます！