大殿に呼ばれた三政丞とクォン・グン大監は、太宗の譲位に断固として反対。
右政丞チョ・ヨンムは、王印を運ぼうとする都承旨ファン・ヒを突き飛ばします。
そこへ太宗が割って入って、力尽くで都承旨に王印を持たせて運ばせる大騒ぎに!
つづいて全官僚と老臣たちに、朝礼に参殿せよという命令が伝えられました。
ミン家で育った甥である世子(譲寧大君)が王になるとうれしいミン兄弟ですが、
ミン・ムジルが太宗の真意を訝しがる一方、単純なミン・ムグはルンルン気味。
官僚が会議で対策を話し合う間、まずは中宮殿で王妃(元敬王后)と相談します。
そのミン兄弟の訪問を、太宗の命令を受けたチェ内官たちが目撃していました。
いつかこんな日が来ることを予想していた府院君ミン・ジェ(王妃父)は
アホ息子たちが真っ先に中宮殿へ向かったと知って病床で頭を抱えています。
「譲位をやめろという上書が届いて、オレが席藁待罪(ソッコデジェ)をして、
それが誰かはわからないけどどうせ誰かが死ぬことになるさ・・・(フッ)」。
世子は父が起こしたこの譲位騒動を冷ややかな目で見つめて嘲笑するばかり。
そしてその形式美どおりのドラマが、もうすでに大殿前で始まっていました。
目に見えない逆徒を探しているのですね・・・と大殿で言い当てるイ・スクポン。
太宗は譲位を取り消さず、やがて大勢の官僚が譲位に反対して大殿前で座り込み、
会議に出ず中宮殿を訪ねていたミン兄弟も遅れてやってきて連座に加わりました。
世子が王印の受け取りを拒むと、内官は王印を東宮殿の前に置いて帰りました。
うんざりした表情の世子が、“まげ”を解きながら席藁待罪の用意を始めます。
「父上が開いた宴ももう終わりかけだ・・・今度は私が歌に合わせて踊る番だ」。
この世子役は「女人天下」の学者イムの方なのですが、すごくハマってますね!
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