チョン・ドジョンが中国の法典を研究して『朝鮮経国典』の編纂を進めています。
彼がめざしているのは、君主は象徴的存在で官僚が中心の「宰相主義」でした。
「パク・ポやイ・チョヌや義弟を大切にしろ、狩のふりして兵を集めろ」などなど
ハ・リュンがイ・バンウォン(靖安大君)に何かととアドバイスをしていますね。
ある日バンウォンがチョン執事(マンセ)に「官職につきたくないか?」と質問。
大君に仕えるだけで十分で官職に興味はないとチョン執事が断るとバンウォンは
今後多くの猟師が出入りするので目立たないお前が彼らを管理しろと命じます。
ハ・リュンいちおしの母岳(モアク)をさっさと新都に決めてしまいたい太祖に、
漢陽を推薦する上書が開京から届きました(高麗の南の都だと最初は反対してた)。
ちなみに漢陽は『道詵(トソン)秘記』にもイ氏の都と記されているそうです。
チョン・ドジョンと無学大師が漢陽を推したため、太祖は漢陽を新しい都に決定。
宮殿の立地選びを任された無学大師が良地を探す途中に不思議な体験をしました。
道詵国師(の化身?)に出会い、「まっすぐ一里行け」と助言されたのです。
で、一里先にあった高麗の南の宮殿跡に後の景福宮が建立されることになります。
どうでもいいけど、無学大師の弟子の太った小坊主がいい味出してますね~。
次男以下が長男を差し置かないよう宮殿の門は東向きにすべきと無学大師が提案。
でも太祖は「従来どおり南向きに」というチョン・ドジョンの主張を選びます。
世子の宜安大君は末っ子なのに、無学大師ったらすごい提案。怖いモノなしです。
そして遷都の件が落ち着いてひと安心したのか、太祖が倒れてしまいました。
典医(チョニ)として登場したのは、「女人天下」のヤン御医のお方です!!!
太祖の病はワン氏の悪霊のせいと巫女に言われた王妃(神徳王后)が宮中でお祓い。
宮殿内でのお祓いはご法度です!と司憲府パク・ポら臺諌がさっそく抗議する中、
高麗王ワン氏一族の位牌を乗せて海に流した舟が戻ってくるという珍事件が勃発。
王妃が見えない何かに恐れをなしていた矢先、慶尚道からある報告が届きました。
東莱県令キム・ガヘンや元王族が流刑中の恭譲君の即位を企んだというのです。
キムは太祖や恭譲君の運命を好奇心で占わせただけでしたが、謀反に発展します!
スポンサード リンク