弟の世子バンウォンに譲位したいと定宗に聞かされた上王・太祖は大激怒~。
奪われるのではありません!譲位したいのです!と定宗が珍しく言い返します。
怒りのあまり頭に血が上ったのか、太祖が気絶しかけてしまい、話し合い中断。
王印はまだ私が持っておる!バンウォンには渡さん!と決して認めません。
譲位の件に口をはさみたがる世子妃ミン氏の態度はバンウォンをウザがらせ、
「父上や兄上の気持ちを考えろ。女は政治に口を出すな」と言われちゃいました。
その世子妃は、可愛い妹分のイ・スクポン夫人チョン氏に高価な氷をプレゼント。
冷たい蜂蜜茶をふるまわれたユ・ム将軍が「夏に氷なんて初めて」と喜びます。
相変らずイ・スクポンに忠実なユ・ムは、都も地方もくまなく監視しています。
一方のハ・リュンは、厳しい軍法をしき三軍府を動員して私兵の壊滅に成功。
さらに、孤立しかけているクォン・グンに譲位問題の解決を頼みに行きますが、
高麗にも朝鮮にも仕えた私にそれだけはできないと涙ながらに断られました。
いつも一緒にお茶やら食事やらしている元老トリオは、今晩も3人でディナー。
そろそろ官僚が譲位を求めて騒ぐだろう・・・とミン・ジェが憂慮しています。
苦手な学問でも始めるか~と柄にもなく書物と向き合う流刑地のチョ・ヨンム。
頁を左にめくるのか右にめくるのかわからん・・・とギャグをかましてくれます。
たどたどしく読み上げていると、安辺府使チョ・サイ(神徳王后親族)が訪問。
バンウォンってほんとヒドい奴~!上王様に仕えましょうよ!と持ちかけました。
愛する王妃の親族チョ・サイから忠誠を示す手紙をもらったは太祖は大感激。
味方してくれる地方官と会うため漢陽の興天(フンチョン)寺へ旅立ちました。
留守のすきに譲位を終わらせてしまおうと動き出すハ・リュンとイ・スクポン。
チョ・ジュンをはじめとする官僚が大殿に押しかけ、定宗に譲位を迫ります。
この件は『実録』には記されておらず、『燃藜室(ヨルリョシル)記述』には
バンウォンを恐れた王妃(定安王后)が定宗に譲位をすすめたとあるそうです。
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