臣下が退位を促すなんてとんでもありません!と言いつつ譲位を迫るハ・リュン。
私も皆と同じ気持ちだが上王様に許可を得ないことには・・・と言いよどむ定宗。
奪われるように譲位すればバンウォンの体裁が悪かろうと考えているのです。
「私を極悪人に仕立てる気か?同じことを今度やったら一族根絶やしだぞ!」。
大殿に詰めかけた官僚たちを世子バンウォンが思いっきり叱り飛ばしました。
何年かかっても正統な手順をふみたい・・・という言葉に「?」な人も多いよう。
次にバンウォンはイ・スクポンを居残りさせ、チョ・ヨンムらの呼び戻しを命令。
口では嫌がっても着々と準備しているのだ♪とハ・リュンが愉快そうに笑います。
文字って難しい~一冊読み終えるのはいつになるんだ~・・・とこぼしながら
ことわざを読むたびに納得して感動している流刑地のチョ・ヨンム(可愛い♪)。
到着したイ・スクポンは「チョ大監が読書?太陽が西から昇る」と大笑いです。
チョ・ヨンムは訪ねてきたイ・スクポンをまずは一発ビンタして責め立てますが、
バンウォンからの手紙を持ってきたといわれると顔色を変えてハタと固まります。
もう文字は楽に読めますな?と聞くイ・スクポンの言葉がおもしろすぎです!!
ありがたそうにお日様に手紙をかざし礼をして開封したチョ・ヨンムはダダ泣き。
菊花(クックァ)酒を下賜されたと知って喜びまくるとても素直なおっさんです。
同様の手紙を受けたイ・チョヌとチョ・オンも、バンウォンの器の大きさに感謝。
イ・ゴイだけが手紙をぐちゃぐちゃにして「しらじらしい!」と憤慨しました。
漢陽に行った上王・太祖は、チョ・サイともう一人の男(神徳王后の甥)と対面。
忠誠心を抱いてくれる者がまだ残っていたとは・・・!と感激に打ち震えます。
スクポン夫人チョン氏は高価な麝香(じゃこう)を世子妃ミン氏にプレゼント。
これでバンウォン親分を魅了してぜひ四人目の王子も産んでほしいですね~♪
官僚の無礼なふるまいを謝るバンウォンに、王座を受け取れと何度も迫る定宗。
バンウォンはやっと了解したものの、時間をくれと願い、狩りに誘いました。
そして夜、酒の勢いをかりた定宗が有無を言わせない口調で弟に言い渡します。
「こうして狩りをしても民は我々の兄弟愛など信用せん!すぐ譲位式をする!」。
スポンサード リンク
話をおもしろくしてくれるのは、イ・ゴイの方だとは判ってるんですが。
定宗とバンイもわりと好きなので、今回は定宗の見せ場もあり、なかなかよかったです。
「怖い弟が王を引っ張り回していると思うだけだ」という指摘には、あっと思いました。所々で、こういう思慮深い面をうまく見せているなあと思います。
狩の時にはバンイも出てこないかなと期待したんですが、さすがになかったですね。
次回は、太祖の反応が楽しみです。
太祖に対しては、やけになって定宗に譲位したりしなかったらよかったのに~と思いながら見ています。
短気な所も、バンウォンは似てしまったんですね。
大王世宗の時はそうでもなかったのですが(何故長男に執着するのか不思議でしたが)、世子妃閔氏がどうも好きになれません。同じ女優さんだし、やってることはこの延長で違和感もないのになんでだろう…と思いながら見ています。