アホらしーと思いながらも世子(譲寧大君)が席藁待罪(ソッコデジェ)を開始。
譲位の取り消しを願って大殿前で座り込んでいる大勢の官僚の先頭に正座します。
宮殿というところは恐ろしいところだわ・・・とおののく世子妃キム氏でした。
世子と官僚からこぞって反対され、流刑先から戻ったチョ・バクも連座に加わり、
太上王・太祖の叱責も届くと、これで第一幕終了だわさ~とイ・スクポンが判断。
朝になると大殿へ行き、譲位(なんてする気はないと知りつつ)撤回を求めます。
夢で亡き母上に怒られた・・・と太宗がわざとらしい言い訳をしてしぶしぶ同意。
母上が怒ったのは、遺言を無視して兄弟で戦いまくったことだと思いますけどねー
ちなみに太宗は、このような“譲位するする騒動”を何度も起こしているとか。
夜が明けて皆が座り込む中でチョ・ヨンムだけ居眠りしてる演出が憎かったです!
こうして座り込みを終えた重臣たちが大殿に入り、太宗が譲位取り消しを宣言。
譲位しなかったのを残念に思う者もいるんじゃないの~?と嫌みったらしく言い、
皆が座り込んでいた間に王妃の部屋に行ってたらしいな?と義弟ミン兄弟を非難。
世子が即位した後のことでも相談してたのか?帰れ!と怒鳴って追い出しました。
太宗はその後、三政丞だけを呼び、ミン兄弟を野放しにしていたことを責めます。
ミン兄弟をかばうハ・リュンとチョ・ヨンムに怒った太宗は、その場で罷免!
領議政ソン・ソンニンを左政丞に、王族イ・ファ(義安君)を領議政にしました。
太上王・太祖は真面目で誠実な府院君ミン・ジェのことを心配しているようす。
政治に口を出す気はないが人の命を軽く思うな・・・と太宗に助言しました。
その府院君ミン・ジェは、頼りのハ・リュンが罷免されたと知って絶望します。
「家門の危機」と言われてもムグとムジルは深刻さがいまいちわかっていません。
そしてここのところ、下の二人の弟(ムヒュルとムフェ)がよく出てきますね。
そのうち空気を読んだ臺諌たちがミン兄弟を弾劾する上書を提出しはじめました。
太宗は領議政イ・ファに処理を任せ、イ・スクポンに彼らの取調べを命じます。
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