深夜にもかかわらず功臣3人の流刑を認める王命を出させた世子バンウォン。
酒膳と踊り子を用意させた部屋で、まずはチョ・ヨンムとサシで向かい合い、
これは別れの酒だ・・・しばらく都を離れてくれ・・・と切り出しました。
「主の選択を間違えました。イ・ゴイやパク・ポの言うことは正しかった!」。
チョ・ヨンムは率直に心情を訴えた後でやがて静かにバンウォンを杯を交わすと、
もう二度と人の誠意をもてあそばないでください・・・と言い残して去りました。
バンウォン親分は珍しく怒声もあびせずちゃぶ台もひっくり返さず無言のまま。
長年の忠僕だったチョ・ヨンムを見送ったその目には、涙があふれていました。
つづいてイ・チョヌとチョ・オンも呼ばれ、酒膳を前に処分を言い渡されます。
イ・チョヌが本当に悔しそうに顔をゆがめてバンウォンを真っ向から非難。
「人面獣心」「狩がすんだら猟犬を食う」だの言いたい放題のイ・チョヌに、
やはりバンウォンはまったく怒らず「兄上・・・」と静かに呼びかけました。
実はイ・チョヌは太祖イ・ソンゲの父が奴婢に産ませたイ・ウォンゲの息子。
そんなイ・ヒョヌを冷遇せず敬意を払ってきたとバンウォンは強調したいのです。
もちろんイ・ヒョヌは納得などできないまま、その夜のうちに流刑されました。
さすがのバンウォンも功臣たちに悪いと思っているらしく、酒をかっくらい、
獣のようにウォーと雄叫びをあげ、ミン・ムジルを相手に朝まで飲み明かします。
ところが酔った義弟が権力への欲をこぼすと、膳の上のものをぶっとばしました。
イ・スクポンが上王・太祖のことを気にかけていましたが、予感が当たりそう。
平康(ピョンガン)をはじめ地方の官吏と連絡を取り合い、何か企んでいますね。
私兵に屋敷を囲ませて抵抗を示すイ・ゴイの屋敷に、ついに世子様のおな~り~。
貸しを返してもらいにきました♪催促はこれが最後です♪とバンウォンにっこり。
イ・ゴイの兵が動くより早くチョン内禁衛将(元執事)の剣がすばやく飛びます!
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