お酒は飲めませんと拒むアン・ソジョ嬢に「王命だ」と杯を渡すパワハラ太宗。
「そなたの酔った姿が見たい」はずが弱音を吐いて早々に自分が酔いつぶれ、
明日の朝は皆で狩りに行こう!と言ってそのままイ・スクポンの家に泊まります。
殿下を慕っているでしょ?とイ・スクポン夫人チョン氏が夜伽をすすめると、
たしかに殿下にお仕えできるのは女として幸せですが・・・とアン氏は認めた後、
「私も両班の娘、一夜の慰みものにはなりたくありません」ときっぱり答えます。
二度もスクポンの家に行くなんて!と王妃(元敬王后)のアラーム鳴りまくり!
え?外泊くらい男なら当たり前ですよ~!と笑い飛ばした弟を叱りつけました。
「どうして落ち込んだ殿下はあーたたちじゃなくてイ・スクポンに頼るのよ?
将来は政丞になるのよ?ハ・リュン大監たちに押されずしっかりしなさいっ!」。
良心が痛んでいるチョン氏も宮殿へ呼ばれ、ぎこちなく返答して怪しまれます。
臺諌をぶちこんどいて自分は狩りだと~?と重臣たちは太宗の行動にあきれ気味。
ヘソを曲げている左政丞イ・ゴイは辞表を出すと決め、太宗を暴君扱いします。
当時の朝廷では、ハ・リュンが登聞鼓の設置や科挙の実施を進めていました。
後に申聞鼓として設置される登聞鼓は当初は民の不満を聞くためのものでしたが
やがて反王勢力を抹殺して権力を維持するための道具へと目的が変わります。
申聞鼓で謀反を告発すると褒美がたんまりもらえ、賎民でも官職に就けたとか。
太上王・太祖は、山中で行われた地方官による軍事訓練を参観してご満悦~。
女真族も味方につきました!とチョ・サイ(神徳王后親族)が報告しています。
狩りで広州に行った太宗は、飢えた民の姿を目の当たりにし食べ物を分けました。
近所に義弟(廃世子バンソクら)のお墓があるのも思い出し、手入れを命じます。
宿に着くと、酒膳を前に玉座の辛さをしみじみと語った後、臺諌の解放を指示。
就寝しようと部屋に入った太宗を、月光美人アン・ソジョが待ち構えていました!
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