太上王・太祖が使者を矢で追い返したと知った太宗は、父の恨みの深さを実感。
許してもらうには聖君になるしかありませんと諭す都承旨パク・ソンミョンに、
聖君聖君っていうけど一体なんじゃい!?とドスのきいた声でイラッと聞きます。
天と歴史の記録(=承政院日記)を恐れることです・・・という都承旨の答えは、
実際に『朝鮮王朝実録』の太宗1年3月の部分に短く記されているそうですよ。
パク・ウン、ファン・ヒ、シム・オン、メン・サソンら新進メンバーが登場です。
高麗遺臣のファン・ヒは一度は杜門洞に隠れるも他の遺臣の推薦で登用された人。
シム・ドクプの息子であるシム・オンは後にパク・ウンと敵対関係になります。
全員が世宗時代を支える重要人物。ドラマ「大王世宗」でお馴染みの方々ですね。
このたびの人事で官職をはずされてヒマを持て余すイ・チョヌ(一応王族)を、
ハ・リュンの遠縁である漢城尹ピョン・ナムニョンという男が訪ねてきました。
太上王様がイ大監を懐がっていましたよ・・・と太祖陣営につけと暗に誘います。
ノ・ピルという礼曹の官僚も仲間とともに反太宗派として結束を固めていました。
そしてイ・ゴイも今の待遇への不満を隠さず、チョ・ヨンムにぶちまけています。
先日太宗と言い争ったのが気になっている王妃(元敬王后)がトクシルの離宮へ。
枕当てに刺繍をして寂しく暮らすトクシルに胸を痛め「嬪」に認めると決めます。
宮殿を出て屋敷に戻って気楽に暮らしたいという上王・定宗に、太宗が頼みます。
「今は体面もありますし、父上も戻ってきません。もう少しお待ちください」。
鬱々とした太宗は都承旨パク・ソンミョンを伴いイ・スクポンの家にお忍び外出。
どこへ行くのですか?としつこく詮索する司憲府のまじめな若い諌官を追い払い、
やっとこさ宮殿を出たところで、月光の下を行く美女にほけーっと見惚れます。
実はその美女アン・ソジョは、イ・スクポンと父親どうしが知り合いという間柄。
その父が亡くなりイ・スクポン宅に身を寄せるために安山から開京に来たのです。
で、裏庭に涼みに出たバンウォンがアン・ソジョをばっちり目撃しちゃいました!
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