臣下と王族を集めた会議で、使臣が明で受けた屈辱に怒りをあらわにする太祖。
陣法訓練と私兵禁止を再び言い渡し、チョ・ジュンにその実行を命じました。
明で命を落とした使臣は昇進し、チョン・チョンは西原(ソウォン)君に、
キム・ヤッカンは光山(クァンサン)君、ユ・グは晋川(チンチョン)君、
チョン・シニは鳥川(オチョン)君の君号を与えられ、哀悼の意を示されます。
訓練を怠った慶尚道の観察使と三軍府の節制使は罷免のうえ財産を没収され、
それだけでなく下級役人も罰せられ、地方豪族の息子も軍に編成されそうです。
チョン・ドジョンを討て!とイ・バンウォン(靖案大君)の配下がいきり立ち、
あいつを討つときは私にやらせてください!とチョン執事がバンウォンに志願。
「もう少しお待ちを」というハ・リュンの作戦に従うつもりのバンウォンに、
夫人ミン氏がスペシャルオーダー鎧(お色はブラック)を渡してこう促します。
「これは訓練用に作ったのではありません、チョン・ドジョンを倒してください」
実家に預けられているミン氏の長男が初登場です(「王と妃」成宗と同じ子役)。
この長男には、当代一の学者で祖父のミン・ジェがじきじきに英才教育中。
その陰でキム尚宮がトクシルに文字と礼儀を教え込もうと張り切っています。
遼東平野を取り戻そう・・・とチョン・ドジョンが国境を前にして夢を語ると、
殿下が覇気をなくし朝廷が分裂する今はもう無理とトゥン・ドゥランが答えます。
トゥン・ドゥランの言葉どおり、朝廷は軍事政策をめぐって大揉め中でした。
イ・スクポンはチョン・ドジョンの著した数々の書物を見ながらつぶやきます。
「すばらしい文章だ、彼の頭脳に限界はないのか、なのにもったいない・・・」。
チョ・ジュンに国事を任せた太祖は、朝も夜も貞陵(チョンヌン)にお出かけ。
世子妃ユン氏は懐妊(6ヶ月にもなって)を打ち明け、世子一族は大喜び!です。
スポンサード リンク