本気で嫌がっている定昌君(恭譲王)をイ・ソンゲが脅すように即位させると、
すぐさま禑王と昌王に賜薬が下されました。幼い昌王は無理やり口に注ぎ込まれ、
禑王はワン氏である証拠に脇の下の龍のうろこを披露すると潔く飲み干します。
服を脱いでうろこを見せられた政堂文学ソ・ギュニョンがビビりまくってました!
イ・ソンゲやチョン・ドジョンらすべての回軍功臣には昇進と褒美が与えられ、
軍権はイ・ソンゲ、ペ・グンニョム、チョ・ジュン、チョン・ドジョンが握ります。
イ家の息子たちも大出世。五男バンウォンは右代言(ウデオン)に昇格しました。
けれどもイ・ソンゲの心は晴れず、弟分トゥン・ドゥランと共に心の師がいる山寺へ。
僧侶チャチョ(無学大師)は「強いだけの主君はだめだ」と助言してくれました。
改革を夢見る無学大師は、貧しい家柄のせいで貴族僧から軽視されていたそうです。
具合の悪い郷妻ハン氏を見舞わず、京妻カン氏とその子ばかり可愛がるイ・ソンゲ。
お義父上はひどいわ・・・とバンウォン夫人ミン氏が陰で非難していますよ~。
実はイ・ソンゲとチョン・ドジョンを引き合わせたのは、京妻カン氏でした。
目ざといカン氏は郷妻ハン氏の息子たちの中でも特にバンウォンを警戒しており、
自分の生んだ息子の師匠でもあるチョン・ドジョンに息子の将来を頼みます。
野心家ミン氏のほうも「あの二人には注意して」と夫バンウォンを諭すのでした。
イ・ソンゲとカン氏の娘であるギョンスンが、典法判書イ・ジェと結婚しました。
華やかな婚礼の宴には都の実力者たちが集まり、久しぶりの慶事に浮かれます。
そこへもたらされたのが、ユン・イとイ・チョが明で問題発言をしたという報告。
イ・ソンゲが勝手に王を立ててイ・セクらを追放し明を討つ予定と言ったらしく、
早速イ・セクやクォン・グン、ユン・イの父ユリンらの取り調べが始まります。
高麗時代からチュリがあったんですね~。ある意味、由緒正しき嫌がらせですね。
今こそ王になってください!と強硬に迫る側近たちをイ・ソンゲが怒鳴りつけ、
民心を得るため今はイ・セクらを許せというチョン・ドジョンの意見に頷きます。
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