義禁府では、女官サムウォルや実家の使用人への厳しい取り調べが続いています。
ヒョン・ソクギュ(「王と妃」ではヒョン・ソッキュ)がガンガン痛めつけていると、
王妃ユン氏が復位されたことをユ・ジャグァン(武霊君)がしらせにきました。
臣下の上訴に折れる形でユン氏の復位を認めた成宗はちょっと落ち込み気味。
王妃の実家だからといって厭わずに徹底的に調べなさいと仁粹大妃が助言します。
やがてハン・ミョンフェ(上党君)が朝廷で事件の収束を求めると、
女官サムウォルが王妃をそそのかしたとして極刑に(お気の毒ですね)、
実家の使用人はムチ打ち百回の後で官奴婢へと落とされることになりました。
ところが、ノ・サシンやユン・ピルサンやチョン・チャンソンが厳しい決断を要求。
王妃母シン氏は府夫人の称号を奪われ、王妃兄も官職を取り下げられました。
寵愛を失い王子とも引き離され王妃とは名ばかりのさびしい毎日を送るユン氏を
やっとまともなセリフを喋る展開になったユン淑儀(後の貞顕王后)が慰め、
サムウォルがいないから不便でしょう・・・と女官ホンをあてがってくれました。
そんな折、王妃ユン氏の懐妊が判明!つい最近までラブラブだったようです。
どういうことですか?と思わずきつめの語調で仁粹大妃に聞かれた成宗が、
ソングハムニダ・・・と決まり悪そうに答えているのがおもしろすぎました。
この当時、左参賛イム・ウォンジュン息子である左承旨イム・サホンが勢力拡大中。
息子イム・グァンジェ(豊川尉)は顕粛(ヒョンスク)公主(睿宗娘)の夫でした。
そのうち弾劾されますよヘヘヘ♪とユ・ジャグァン(武霊君)が嫌味っぽく警告。
その予言どおり、4月18日に大司諫イ・セジャが上訴を提出しました。
イム・グァンジェが承文院の跡地に家を建てているのを弾劾する内容でした。
協力しましょっか?というユ・ジャグァンの申し出をはねつけるイム・サホン。
王大妃(安順王后)は姻戚イム・サホンを助けようと仁粹大妃に助けを求めました。
落雷で朝廷が手放した土地なので問題ナシとして成宗は許したものの、
王室の姻戚として嫉妬を買う行動は控えよ!とイム・サホンに釘をさします。
そんな成宗のことをハン・ミョンフェがちょいエラそうに批評していますよ。
「殿下は英明だが、臣下が意見を言えず何かあったときに逃げ道がないのが問題」。
6月1日は王妃ユン氏の誕生日。ですが成宗は祝賀の宴を開きませんでした。
王妃が軽視されるのでそれはなりません!と大妃たちが反対していますが、
お祝いの裏表(ピョリ=着物の布のこと)を贈るのも禁止されてしまいます。
ムカついた王妃はカン・ヒメンの家に勝手に出かけ、4ヶ月ぶりにわが子と会います。
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