王妃(文定王后)はホン・ギョンジュ(南陽君)の財物を受け取りませんでした。
清貧で堅物な王妃に仕えるキム尚宮は、「息が詰まりそう」と南陽君に思わず本音。
ちょろまかす気マンマンでこっそり財物を受け取るも、あえなく失敗しました。
王妃が竹洞宮の廃妃シン氏へ贈ることにし、大妃殿のパク尚宮に持たせたからです。
穏やかな性格だったシン氏は、中宗に約束を破られてからは情緒不安定になり、
王妃のほどこしは受けない!とパク尚宮が持参した贈り物を頑として拒みました。
物品でなぐさめようとした私が浅はかでした・・・と後で王妃が悔やみます。
殿下に下賜された大礼服をシン氏が燃やしたことをパク尚宮がうっかり漏らし、
大礼服を引き取って来い!と激怒した大妃(貞顕王后)がキム内官に命じました。
シン氏を守りたい中宗が焦っていると、別の大礼服を竹洞宮に届けたと王妃が報告。
国王は守れない約束をしてはいけません、廃妃のことは私にお任せください・・・と
年若い王妃に至極まっとうなお説教をされた中宗がプリプリ怒っちゃいます。
科田廃止に賛成するまで来んな!私欲があるから廃止されたらイヤなんだろ?と
いつになく中宗から強硬に迫られた重臣たちが会議室で弱り果てていました。
殿下が頑張っているのに自分だけ帰宅できない・・・と別室で待つチョ・グァンジョ。
積極的に賛成しているのは大提学ナム・ゴン一人だけで、ほかの重臣は大大大反対。
領議政チョン・グァンピルは、一応は了解して事態を収拾しては?という姿勢です。
中宗VS重臣の徹夜合戦が続いた末、重臣がやっと科田廃止を認め、中宗初勝利~。
賤民も踊れる世の中を作ろう!と感激した中宗がチョ・グァンジョの手を握ります。
科田廃止事件でチョ・グァンジョは一気に有名人となり、まるで「時の人」状態。
しかしホン・ギョンジュは、これでやつもおしまいだ・・・と笑っています。
殿下はちゃんと約束を守っただろ?だから共に改革をしようじゃないか・・・と
友人チョ・グァンジョに説得された頑固者キム・シクがようやく政界入りを決意。
彼ら二人の結束により、二派に分かれていた儒林もひとつにまとまりました。
亡父(平城君)の借りを功臣に返してもらうと敬嬪はシム・ジョン(花川君)に話し、
キム・アルロはユン・イムとユン・ジイムの二人にいろいろと吹き込み中です。
「父上、私の息子を世子にするためにしっかりしてください・・・」。
ある日、中宮殿に来た父ユン・ジイムに懐妊を明かした王妃がにやりと笑いました!
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