内禁衛将(チョン執事)も、世子妃父キム・ハルロも、孝寧大君と忠寧大君も、
皆が必死に世子(譲寧大君)の葬列遊び事件を口止めしますが、ウワサは拡散。
宮殿中を聞きこみしまくったチェ内官も、キム女官失踪の理由を悟りました。
チェ内官から報告を受けた太宗がもちろん怒り狂っていると、世子がご入室。
昨夜の件は本当か?と聞くと「はい父上♪」と平然と答えられてまた激怒!
建国時の祖父上の罪も父上の過ちも私が償って差し上げました♪と笑う世子に、
お前はそれでも息子か?世子の座を剥奪してやる!と太宗がついに宣言します。
世子はにっこりして承諾すると、大殿の戸をぴしゃりと閉めて悠々と去りました。
今回だけお見逃しください!と死に物狂いで廃位に反対する都承旨キム・ヨジ。
王妃の実家で世子を教育したからひねくれた・・・と太宗がつぶやいていると、
その王妃が大殿に乗り込んできて「弟の次は世子まで?なりません!」と大反対。
「源清ければ流水清し」と王妃が言い返してましたが、本当に似たもの夫婦です。
重篤になったチョ・ヨンムを見舞うイ・スクポン、ハ・リュン、イ・チョヌたち。
兵卒から左政丞にまでなり王の女まで寝取れて幸せだったとチョ・ヨンムは笑い
お前も私のように天寿をまっとうできるといいな・・・とイ・スクポンに言うと、
「先にあの世に行ったイ・ゴイやミン兄弟をもう少しかばってやればよかった」。
過去を悔やむチョ・ヨンムの言葉が、病床を囲む戦友たちをしんみりとさせます。
そんな彼を太宗は「男の中の男。官僚の中で私の心を一番察してくれた」と評し、
「たまに情けないことをしでかしたりしたが・・・」とやや苦笑するのでした。
末の誠寧大君の具合はよくならず、典医は「心に悩みを抱えている」と診断。
私家で暮らしている孝寧大君は早々に太宗宛てにいとまごいの手紙を送ると、
世子は忠寧がなるべきだ・・・と世子の座レースからイチ抜けたして桧岩寺へ。
兄の世子のことを心から弁明する孝寧大君の手紙を読んだ太宗は悩み続けた後、
もう少し世子のことを見守ってみようと思う・・・と涙をぽろぽろ流しました。
でも世子は改心するどころかまたお出かけ。何を思ったかハ・リュンを訪ねます。
スポンサード リンク