無学大師が咸興行きを快諾してくれたというハ・リュンの報告に、太宗が大喜び。
王権強化のために官制を改編したいと打ち明け、ハ・リュンに政策を任せました。
それを聞いたイ・スクポンが、これ以上強くするなんて欲張りな方だと笑います。
するとハ・リュンがまじめな顔になり、お前もまだまだだな~と懇切丁寧に解説。
「殿下がなぜ差使にこだわると思う?太上王様が戻れば正当性が得られるからだ。
正当性を得たら殿下の独壇場だ。おそらく殿下は殺生簿を用意しておられる」。
生意気な善嬪もそろそろ自分の立場がわかってきたようねと王妃(元敬王后)。
善嬪の産後見舞いに行き、その子を私の子と一緒にしないようにと言い渡します。
その「私の子」な元子は可愛い盛りですね。祖父の帰りを楽しみに待っています。
ミン兄弟に再び催促された臺諌たちが、世子冊立を求める上書を提出しました。
父上のことで忙しいのに!まずは父上に私を認めてもらってから!と太宗お怒り。
くだらん上書は承政院でふるいにかけろと都承旨パク・ソンミョンに指示し、
今後はオレ様が政治をするから承旨たちは王の分身となって動け!と命じます。
上王・定宗が宮殿から出て行かせた息子たちに対して、太宗が配慮を示しました。
「私に遠慮したから甥たちを追い出したのでしょう?呼び戻してください」。
これは兄弟愛というより定宗に脅威を感じなくなったからと考えるのが妥当とか。
さらに定宗と一緒に太祖三男バンイ(益安大君)の見舞いにも出かけました。
太宗の顔を的に重ね合わせて、太上王・太祖が次々と矢を命中させています♪
無学大師が訪れると、もっと早く来てほしかった・・・とホン内官が思わず本音。
ぜーんぜん寂しくなかった!と言いつつ超ロンリーだった太祖は急にルンルン化。
無学大師が他の僧侶から教えてもらったという禅問答ゲームなぞをして遊びつつ、
怒りのせいでこの世の全てが歪んで見えていたのです・・・と無学大師が説き、
私はそろそろここを出発しますから太上王様も巣に戻りましょうと促しました。
「差使を殺すのを知ってるな?」「死を恐れる私でないとご存じでしょう?」
いいだろう・・・開京に帰ることにする!と太祖が弓を見つめながら承諾します。
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