宮殿を追い出された世子(譲寧大君)夫妻は、世子妃の実家に身を寄せました。
王室を傷つけないためにしばらくは黙認しましょう・・・とキム・ヨジやファン・ヒ。
臺諌としては黙っていられません!と 鼻息荒く主張する大司憲パク・スプ。
世子は正室の長男であるべきだ・・・と太宗は都承旨チョ・マルセンに話します。
「もし世子が自分に似ているなら、弟を世継ぎにしたら悲劇が起こるかもしれない」。
世間の目がありますから宮殿に行って義父上に会うか世子様を説得しては?と
次の世子と目されている忠寧大君の夫人シム氏がおののきながら夫に提案します。
二人とも「世子なんてとんでもない!」「おそろしい!」と思っているようです。
忠寧大君がキム・ハルロの家に世子に会いに行くと「世子様」とまた呼ばれました。
どうすりゃいいのか・・・と頭を抱えるばかりの義父キム・ハルロに世子は、
これでキム家も救われたのです♪だってミン家は根絶やしにされたでしょ?と笑い、
妓生ポエンの家に滞在しているオリに会いに出かけちゃいました。
自分のせいで命を落としたク・ジョンスとイ・オバンのことも気にかけています。
宮殿では、世子様を許すべきです!と元都承旨のファン・ヒが懇願していました。
しかし太宗は「もうじゅうぶんに辛抱した・・・」と首を縦にふりません。
王妃(元敬王后)は世子騒動には無関心で、危篤状態の誠寧大君につきっきり。
寝食を忘れて王妃が看病した甲斐もなく、ついに最期のときを迎えた誠寧大君は、
世子様を許してください、どうか仲良くなさって・・・と両親に言い残して逝去。
こんなに胸を痛めていたなんて!息子を殺したのは殿下です!と王妃が責めます。
誠寧大君の他界により、論議の末、兄の世子が宮殿に呼ばれることになりました。
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