カン・ホンリプ将軍の庶子スクは、パク・ナニョン将軍の息子イプを連れて現れ
家族の無事を伝え、領議政ユン・バンと都元帥チャン・マンの書状を渡しました。
「ハン・ユンにだまされたのも無理はない。後金との和親に動いてほしい・・・」。
そう書かれた手紙を読んだカン・ホンリプは、承諾するという返事を送ります。
そんな折、県監だったチョン・ボンスが義兵を率いて龍骨山城を奪還しました。
これが丁卯胡乱(ていぼうこらん)で唯一の勝利だったそうです。
カン・ホンリプとパク・ナニョンは、本陣へ行き、指揮官アミタスに和親を進言。
「臨津江(イムジンガン)に3万人が構えています。優勢なうちに終わりましょう」。
朝廷が臨時に移った江華島では、平安監使ユン・フォンが処罰されてさらし者に。
ユン・ウィリプを守れとイム・ギョンオプに命じられたユ・ウンも江華島へ。
愛しいソアと市場で再会し、追ってイム・ギョンオプも全羅道から到着しました。
後金から使者が来る!?会わずに追い返しましょう!と朝廷の大半が主張する中、
吏曹参判チェ・ミョンギル(遅川)だけが敵の真意を知るために会うべきと訴え、
まずはチェ・ミョンギルが一人で使臣に面会して和親の条件をヒアリング。
ところが「占領した土地を全部ちょうだい」などの要求を突きつけられたため、
かっちょよく撥ねつけて撤退を求めると、使臣は強く出ずにワナワナしちゃいます。
ちなみに、光海君を追放した当時の重臣と王大妃(仁穆王后)は「向明排金」。
大臣の意見を聞かないと光海君みたいになるわよと王大妃が仁祖に言ってます。
局面は第二次和親交渉へと展開。カン・ホンリプたちが10年ぶりに戻ってきました。
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