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シン・ミョンとの結婚が迫ってもキム・スンユを思い続けるイ・セリョンに、スンユが直講時代にセリョンに宛てて贈った指輪を敬恵公主が渡す。セリョンは山寺の石塔にその指輪を置いて祈りを捧げ、その場を離れるが、思い直して石塔に戻ると指輪が消えていた。怪しい男を目撃したセリョンが、指輪を返してくれと必死に頼むと、指輪の一つは割られ、一つは無事なまま残っていた。その男はセリョンを尾行していたスンユだった。
錦城大君の計画に協力するため、チョン・ジョンが新郎シン・ミョンの付き添いを承諾する。ところがセリョンが現れず、婚礼は中止され、首陽大君は錦城大君に罪を着せて捕えた。スンユに連れ去られていたセリョンは、彼が生きていると知って喜ぶが、スンユの恨みは簡単には消えない。スンユは兄嫁リュ氏と姪アガンが生きていると知り、セリョンは父が護送船を沈めたと知って驚く。セリョンを人質に首陽大君を呼び出したスンユが、どこかに隠れている首陽大君に見せつけるようにセリョンに矢を向けた。すると首陽大君が現れて止め、スンユが首陽大君に矢を放つと、セリョンが飛び出て矢を受けた。
錦城大君に続き夫チョン・ジョンも捕えられると、敬恵公主は首陽大君に土下座して二人の命乞いをする。セリョンは、自分をさらったのは父に個人的に恨みをもつ人物だと訴え、シン・ミョンと結婚するなら舌を噛むと脅す。親族を守りたい端宗は首陽大君に譲位を切り出し、解放されて帰宅したチョン・ジョンは死んだと思っていたスンユと再会する。
スンユが温寧君を斬りつけ、「大虎(父キム・ジョンソの別名)」という血文字を残した。次にシン・スクチュを狙うも、父の危険を察知したシン・ミョンと刀を交えた。スンユは一連の事件で覆面をしていたが、シン・ミョンはその正体がスンユではないかと疑いを抱く。
イ・ゲをはじめとする学者たちが譲位に大反対する中、端宗は錦城大君や敬恵公主夫妻の安全を条件に、叔父で領議政の首陽大君に譲位した。これにより首陽大君が即位し(世祖)、端宗は上王として退くことになったが、セリョンは公主になるのを拒む。
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