都に戻るキム・ウンリョルをキム・マンドク(ホン)が船着場で見送っていると、
入れ替わりに刑曹判書チョン・ドウン(ホンス父)が済州島に到着しました。
昔のことについてシラを切ってカン・ユジを帰らせた師匠(キム尚宮)は、
あの帳簿(
5話に登場)をオ・ムンソンが持っているに違いない・・・と推測。
オ・ムンソンにカマをかけると顔色を変えて親子関係の証書を返してくれました。
なぜならその帳簿の存在をチョン・ドウンに知られると命を狙われるからです。
帳簿が紛失しているのに気づいたオ・ムンソンは師匠が持っていると思い込み、
チョン・ドウンも自分の悪事の生き証人である師匠の抹殺を命令しました。
「新しい王妃をめぐって老論が少論が争っているところだから失敗は許さん!」。
そこでオ・ムンソンはすべてをカン・ユジになすりつける作戦を実行開始。
(自分の子が生まれたら異母兄弟カン・ユジは邪魔なのでもともとそのつもり)
その筋書きに従ったチョン・ドウンは打って変わって黒牛業者の再調査を命じ、
トンアとチョン・ホンスが移送する業者をカン・ユジとキム・ドンジュが始末。
オ・ムンソンは師匠に最後の挨拶をした後で、叔父のオ番頭に殺させました。
その帰り道、オ・ムンソンが産気づき、キム・マンドクが赤子を取り上げます。
ところが生まれた赤ちゃんが泣かないので急いで師匠のところに行くと、虫の息。
「人の心を得る商いをしろ。真心を売るのが本物の商人だ」と言い残されます。
師匠を刺した短刀が自分のものだったので「はめられた!」と気づくカン・ユジ。
それを悪びれずに認めて笑う義母オ・ムンゾンに思わず刀を振り上げますが
生まれたばかりの異母弟が泣き出したのに躊躇してしまって手を下せません。
どこまでも非道なオ・ムンソンは、兵が捕える前にあいつを消せとオ番頭に指示。
キム・ドンジュが泣きながらありったけのお金をカン・ユジに渡して逃がします。
葬式を出す金があるならオレたちに払え!と船頭たちが騒ぎ始めました。
リッチなチョン・ホンスが「オレが返す」と言い出すとキム・マンドクが止め、
「船の利益を分けるという約束は守ります。絶対に5年以内に返します・・・」。