チャングムの落第が発表されたその直後に、試験を見回る大妃さまのおな~り~!チャングムの饅頭を食べて「元子にも食べさせたい」と絶賛しました。なぜこの者が落第?小麦粉をなくした?と大妃が尚宮たちに事情を尋ねていると、お付きのノ尚宮が「私のせいなのです。許してやってください」とかばいます。大妃はチャングムにスンチェやユウガオの薬効を聞くとさらに感心し「合格!」。
というかノ尚宮は饅頭汁を食べた昨夜の時点でとりなしてくれるべきですよねー。縫い上げた服を持ってきたハンイから謝罪もお礼もなかったのも気になります!
合格した女官たちを前にノ尚宮が「女官の誓い」として昔話を始めます。「明の使者に乱暴されて妊娠した後輩の女官を自害させたが乳飲み子に手を下せず、ひそかに自分の部屋で育てた。その子は私を本当の母親だと思っている」。次に提調尚宮がこの話に込められた教えを新人女官に説きました。「王への裏切りは命をもって償え。そしてこの話を他言しないのが女官の情だ」。やがて訓育を終えたチャングムたちは任命書をもらい、ノ尚宮が宮殿を去ります。
さて、同期の女官のうち首席のクムヨンだけが上級女官で、他は下級女官。中級以下は、王の食事を用意する退膳間(テソンカン)に出入りできません。可愛いヨンセンは実は掃除が苦手で寝言がすごいらしく、ヨンロが怒って大喧嘩。ヨンセンはチャングムと、ヨンロはクミョンと同室になります。ハン尚宮はチャングムに大切な“親友(=チャングム母)の包丁”を贈呈。共に最高尚宮をめざした親友のことを「好奇心旺盛で情の厚い人」と話しました。
女官になり一時帰省したチャングムを、ナジュ宅(一応母代わり)が心配しています。「結婚できないよ?あんな亭主でもいないよりマシ。お前は先を急ぎ過ぎている」。翌日には料理を持たせてくれますが、俸禄から毎月米を二合返せと言い渡します。
チャングムは内禁衛ミン・ジョンホの上司がノリゲを持っていると思っています。一方のミン・ジョンホは捕えた倭人の女から“錦鶏をもった女”のことを聞き、手がかりを辿ってカン・ドックの家へ。でもナジュ宅にごまかされ、しかもノリゲを見た途端にナジュ宅が「私のです」と言い出したので怒ってます。
ある日、中宗の狩りに付き添ってチャングムたちもお出かけ。サザエの毒を牛の軟骨だと思ったチョバンが料理に入れ、味見した人たちが気絶します。ハン尚宮も口にしており、クムヨンを責任者に命じた後で気を失いました。そこへ「王が冷麺をご所望」と伝達が到着。チャングムは山で美味しい水を調達し、クムヨンと協力してトンチミの汁で冷麺をつくり、中宗に供しました。評価はいかに!?
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