チャングムが多栽軒から水刺間に復帰したのは、内人への昇格試験まであと7日というときでした。提調尚宮に復帰を頼んだみんなは大喜び。クムヨン(クミョン)は料理の本を貸してくれます。
ウンベクは司饗院の知り合いパク・インウ主簿への手紙をチャングムに預けます。しかしパクは地方赴任しており、代わりに対応した内禁衛の従事官が手紙を読むと「その女官は妨害にめげず薬草を栽培した聡明な子。書物を貸してやってくれ」。その従事官ミン・ジョンホは以前チャングムが助けた男ですが、互いに気づかず・・・部屋で自分のノリゲを見かけた気がしたチャングムは首を傾げつつ去ります。
昇格試験の出題を、大妃(貞顕王后)は大妃殿のノ尚宮に任せます。まもなく引退して尼寺へ行くノ尚宮(勤務歴50年)へのはなむけでした。そのノ尚宮が出した問題は「頭否頭 衣否衣 人否人」、答えは「饅頭(マンドゥ)」。早く解答した人から実技試験の材料を選べるしくみで、真っ先にクムヨン(クミョン)が正解し、出汁に最適な“ともばら”を選択。授業に出てないチャングムは答えられず、残った材料から選びました。あんな幼い頃に故事の「鶏肋」を答えたのに、饅頭はわからないんですね~
針房の見習い女官ハンイが、昇格試験で実技製作するために、チャングムを採寸。その夜、チャングムの小麦粉(チンガル)が紛失します(下女ホンイは居眠り)。チョン尚宮に相談しても「材料管理も試験のうち!」と助けてはくれません。ハンイの仕業!と気づいたチャングムが厨房に駆け込み、そこへ見回り中の役人(ミン・ジョンホ含む)もやってきてハンイを追及するも、「お仕えした尚宮様の好物だから返せません!その方は私の実の母です!」。
は?尚宮は王の女!なに言ってるんだ?と役人が驚いていると、ノ尚宮が登場。大平館で明の役人に乱暴されたのです・・・と役人に話してその場を収めました。「母のためにつくりたい」と聞いたチャングムは、小麦粉をハンイに譲ります。
試験では、アイデア料理「これで冷めない♪饅頭in饅頭」をつくったクムヨンが首席。多栽軒で採ったスンチェとユウガオを小麦粉がわりにしたチャングムの饅頭を、長番内侍は絶賛するも、与えられた材料以外を使っているので落第しました。
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