医女ヨリ(ヨルイ)は脈の見立てを自信満々で説明した後、「でもあなたたちの姿勢はうれしいわ。疑問があったら遠慮なく言ってちょうだい」とやさしく話して去りました。内医院の見解もヨリと一致していますが、流産した王妃(文定王后)の体調はよくならず、中宗も心配しているため、右議政で都提調のオ・ギョモが乗り込んできました。
シン・イクピル主簿(前話で典医監から内医院に異動)にシンビが見立てへの違和感を伝えた結果、内医院の会議で取り上げられることに。チャングムは皆が気づいていない歯茎の出血と口臭や散脈(とらえるのが難しい)を指摘し、まだお腹に胎児がいるのでは?と自説を披露。御医女も内医正も信じませんが、おまぬけキャラなチョ奉事が「双子!」と思い当たり、チャングムも頷きます。
双子のうち一人だけ流産したという見習い医女の診断を内医正は否定するも、可能性はあるとシン主簿は認め、ヨリとチャングムが王妃を診脈。ヨリは「牢脈です」、チャングムは「指いっぱいにあふれて脈が散ってしまいます」。再びヨルイが脈をとり「散脈ではありません」。内医正は決断できず、王妃担当のチョン・ウンベク主簿は、これまでの治療に効果がなかったのを理由に、チャングムの診断に基づいて仏手散を処方します。
私の診断ではないので鍼はチャングムが打つべきですとヨリは主張。チャングムに何事もありませんように!と醤庫の甕(=チョン尚宮)に祈るヨンセンがまたまたカワイイです~。でもチャングムの雑草精神を知るクムヨン(クミョン)は油断せず見守るようです。
チャングムが王妃に鍼を打ち、シンビと一緒にお世話。やがて王妃が下血し、もう一人の胎児を死産しました。「私が傲慢でした。恵民署で修練します」と皆の前では謙虚にふるまったヨリは、チャングムと二人きりになると豹変し、「よくも恥をかかせたわね」と睨みます。
国防強化のため功臣田を削減してはどうでしょう?と左賛成が提案。多くの功臣田を所持しているオ・ギョモは嫌がっていますが、儒生たちは自ら喜んで返上して追い詰めます。そこでチェ尚宮が大妃(貞顕王后)に何かを耳打ち。大妃は治療を拒否し始めました。親戚のイ・ヒョンウクが罷免されたことや粗末な医官(シン主簿)を担当医にされたことを怒っているようです。
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