シン・イクピル主簿が誤診したことや親類イ・ヒョンウク(イ・ヒョヌク)を罷免したことを怒っている大妃(貞顕王后)。しかしその裏には左賛成(=士林派やチョ・グァンジョ)への嫌悪があるようで、昭格署のことを持ち出しています。シン主簿の誤診もチョ・グァンジョがかばって大問題にならなかったそうですよ。
我々に他意はありません!あちらがそう出るなら走肖為王事件とアヒル事件の真相を明かします!と左賛成は中宗に訴えますが、大妃の容態が悪くなったので、中宗はあっさりとシン主簿を罷免。母上が治療を受けないなら昭格署の復活も功臣田のこともなんでも言うこと聞く!と言い出しました。
罷免されてもシン主簿は湯薬を持って大妃殿へ。聞く耳を持たない大妃にチャングムが「大妃様は王様と賭けをなさっています!治療をなさらないとお体が危険です。私の卑しい命をかけて私と賭けをしてください!」となぞなぞ対決をオファー。なぞなぞがわからなかったら治療を受けると約束をしてもらいます。
肝心のなぞなぞの内容は「古くからの食医で、一家の奴婢として辛い仕事をたが、同時に一家の師匠で、存命中は世界が安泰でも、亡くなるや世界が水に沈んだという伝説を持つ人はだーれだ!?」。みんなは答えを知ろうと躍起。ヨンロは宮女をこき使って調べさせます。中宗も王妃(文定王后)も答えがわかりません(ナンジョンに聞けば一発でわかると思うのですが)。
どうでもいいのですが、恵民署から移ってきた同期医女のチョドンとチョボク(叱られたチャングムたちが恵民署に送られる予定だったので代わりに内医院にやってきたという設定)も答えを知りたくてキャピってます。
さて今回はヨンセンが中宗にばったり遭遇。おてつきしたヨンセンのことを忘れていた中宗は「見覚えがあるな、どこの尚宮だ?」と聞きます。数年前に承恩をいただいたヨンセンですと尚膳が教えますが、普通の尚宮と明らかに服の色が違うのに承恩尚宮だと中宗にはわからないのですかね?
答えをひらめいたクムヨン(クミョン)はチェ尚宮に伝え、大妃の耳にも入りました。しかし大妃は治療を受けることに。なぜなら答えは「母(オモニ)」、つまり大妃のことだったからです。「答えがわからなくても治療を受けねばならず、答えがわかったら自分が王を苦しめているとわかるから治療を受けねばならない。最初から負ける問題だった。お前を罰するわけにもほめるわけにもいかない」。
こうして大妃が治療を受けて皆がほっとしたのも束の間、治療を中断していたのがたたり、身体が弱っていたので大騒ぎになります。
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