昌徳宮の味噌を試食したハン尚宮は味に納得。味噌チゲをつくれとチャングムに命じました。食してご満悦の中宗に、ハン尚宮の手柄だとジョン尚宮が報告します。味が変わった原因は「花粉」。醤庫の松や栗の木を切ったため、味噌をおいしくする花粉が入らなくなったのです。
多栽軒のチョン・ウンベクにチャングムが味覚の麻痺を相談。蜂に刺された兵士の傷や腰痛が回復したと聞きます。私で実験してください!とチャングムが頼むのを耳にしたミン・ジョンホは「唐代に聴覚を失った楽師が方法を探し回った末に自ら医師になった」話をしてなぐさめ、医書を貸します。その現場をクムヨン(クミョン)が目撃していました。
最高尚宮競合テーマ第二弾としてチョン尚宮が選んだのは、「新味祭(シンミジェ)」。女官たちが新しく考えた料理の中からよいものを選ばせ、王に食してもらって評価してもらうことで、女官教育や選択眼を試すというのです。チャングムは見た目もエンターテイメントな竹筒ごはんをつくりました。
医女の話や、ハン尚宮による“味を描く”特訓、医書を読んでいることなどから、チェ尚宮がチャングムの味覚異変に気づき、チョン尚宮に報告。「御膳を任せられない」とチョン尚宮は言い、ハン尚宮が必死にかばいます。するとチェ尚宮は「味を描けるなら、献上されたクジラを料理させましょう。できなければ二人の責任を問うってことで」と意地悪く提案するのでした。
切羽詰ったチャングムはウンベクに頼み込み、蜂の針を打ってもらいました。トックおじさんは、とっても苦い豚の胆のうを舐めさせます。
クジラは誰も調理したことのない食材。トックおじさんは「魚のような牛肉のような味」と教えます。チェ尚宮は兄パンスルからクジラの料理法を入手。二人の尚宮とそれぞれの助手が料理した結果、味見したチョン尚宮はチャングムの料理を御膳に出せと命じました。後で自分の料理を食べたチャングムが喜びの表情を浮かべます!「胆のうが苦かったわ!」
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