チャングムが裏庭の松の木の下に行くと掘り返した形跡があり、「オモニの親友って誰だろう?」と思いながら部屋に戻ります。ハン尚宮は今度の競合にカメと冬虫夏草を入れた八卦湯(パルグァタン)をつくると話し、「私にも一品つくりたいものがあります」とチャングムがお願いします。
一族秘伝の技と最高の食材で真っ向勝負する!と闘志を燃やすチェ尚宮とクムヨン(クミョン)ですが、チェ尚宮兄のチェ・パンスルはユン・マクゲを通じてヨンロ(ヨンノ)に裏工作を命じていました。競合の前々夜、鶏と猫を放ち、ハン尚宮が用意しておいた食材をめちゃくちゃにさせたのです。
食材がダメになったことは、ヨンロを怪しんでいたヨンセンによってすぐに判明。ハン尚宮はチャングムに下ごしらえを命じ、自分は材料調達のため外出し、カン・ドックの協力を得て一晩中探し回った末に冬中夏草を入手。松坡(ソンハ)の船着場でカ・ドックと別れて麻浦(マッポ)行きの船に乗ると、怪しい男に拘束され、船が逆方向に向かいます。カン・ドックは慌てて従事官ミン・ジョンホに知らせました。
ハン尚宮を陥れた件をヨンロが自慢げに報告すると「兄上も余計な真似を・・・」とチェ尚宮。ハン尚宮の不在を知った提調尚宮は「食材管理は基本!もう勝負は決まった!」と怒りますが、「私が準備します!ハン尚宮が戻られたら間に合います!」とチャングムが必死に釈明。チャングムと競うのが嫌なのか?とチョン尚宮もチェ尚宮を挑発し、“チャングムが傷つくのを見たい”クムヨンも競合継続を支持します。
やがて盲目の魚屋(以前登場)からアワビやナマコが届き、ミン尚宮やチャンイも材料を提供して協力。ハン尚宮が拉致されたと知ったチャングムはヨンセンに手伝ってもらい、ハン尚宮不在のまま競合の料理をつくります。
いよいよ競合がスタートしました。一品目の粥ではチェ尚宮の勝ち、二品目の巻き物もチェ尚宮の勝ち。そして三品目はチェ尚宮の得意な冷菜対決ですが、土の中で長年寝かせた柿酢を使ったチャングムが勝ちました!そのとき、ハン尚宮が姿を見せないことに大妃(貞顕王后)が気づきます。
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