ハン尚宮が食材を調達しに行って不在と知って怒る大妃(貞顕王后)に、「チェ尚宮が待ちたいと言いましたので・・・」と提調尚宮がすかさずチェ尚宮の温情を売り込むも、王妃(文定王后)が太平館のことを持ち出して大妃をなだめ、「めでたい席ですし競合を続けましょう」となりました。
競合の四品目の焼き物もチェ尚宮の勝ち、五品目の肉料理はハン尚宮が不在のためチャングムは八卦湯(パルグァタン)ではなく鶏の蒸し焼きを出します。見た目の悪い料理に王族の皆さま方は顔をしかめますが、食べてみるとたいそうおいしく、伏竜肝(かまどの下にある黄色い土)を使ったと知ると感心してくれてチャングムに1本!六品目のご飯も、温かいまま味わえる石釜ビビンバを出したチャングムが勝ちます。
母のレシピ集に助けられたおかげで、ここまで三勝三敗のチャングム。ミン・ジョンホに救出されて宮殿に戻ったハン尚宮は「勝負はチャングムのもの」と見守ります。ハン尚宮を連れ去った男たちは捕盗隊長によってすぐに釈放され、不審に思ったミン・ジョンホは、チェ・パンスルとオ・ギョモ、その配下パク・プギョムのつながりを突き止めます。そして今回はミン尚宮の名ゼリフ、「細く長く」も登場しますよ。
最後のデザートを出し、「最高の料理は何か」と大妃に聞かれたチャングムは、「「野いちごの砂糖漬けです」と回答。亡き母の最期に食べさせたことを話して泣かせ、「母を思う気持ちでつくりました。殿下もどうぞ民をお守りください・・・」と話します。カンドーしちゃった中宗は「野いちごサイコー!そなたは朝鮮一の水刺間の宮女だ!」。王がそう言うなら・・・と大妃が認め、師匠のハン尚宮に会ってみたいと王妃が言うと、ハン尚宮が登場。「弟子を育てるのも最高尚宮の役目。この子を育てたのもそなたの徳だ」と大妃が最高尚宮に認めるのでした。
競合を見届けたチョン尚宮は辞職を願い、三日後に最高尚宮交代の儀式をすることに。チョン尚宮は純粋なヨンセンを置いて発つのを心配して抱きしめます。次に、“厳格で融通のきかない”ハン尚宮を呼び、「広い心で慈しめ」と最後の助言。提調尚宮にはこれまでの無礼を詫び、「ハン尚宮を見守ってください」とお願いします。そしてチェ尚宮には「どうか静かに引き下がってくれ」と頼むのでした。
しかしチェ尚宮は財力にものをいわせて尚宮たちを抱きこんでおり、儀式には誰も現れません。尚宮たちは「尚宮になれば中人になれますが、女官は本来は中人以上が望ましく、奴婢出身の尚宮など認められません」と一致団結して提調尚宮に訴えていました。尚宮たちが集合する執務室に怒って乗り込んだチョン尚宮が、倒れてしまいます。
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