チャングムが捕えられたのは、牧使ハン・ドンイクとミン・ジョンホが倭寇の件で漢陽へ行っている最中のことでした。襲撃されて逃亡していた牧使は、偽りの報告書を出していました。オ・ギョモは手柄を立てた牧使を昇進させて手下に。報告書を読んだミン・ジョンホは内禁衛将に抗議。しかもチャングムが内通者として義禁府で審問されていると知り、乗り込んで止め、「牧使は逃げていたのに!」と証言。チャングムが協力した証である手紙も見せます。
さらにミン・ジョンホは、医女への恩賞を願い出ようと手紙を持ってきたことや、島民の命を脅されたから倭寇を治療したことを説明しますが、「治療したふりをすればよかったのに」と言い返されます。
王妃の肩を揉みに行った内医院の医女は、「そんなとき私たちはどうすべきでしょう?」と相談。そこへ中宗がやってきて、事件の仔細を初めて知りました。官婢に押し付けるとは何事!民を救うための治療で敵との内通ではない!牧使ハン・ドンイクは罷免!とオ・ギョモを叱責。解放されたチャングムを、ミン・ジョンホとパク将校が出迎えてくれます。
チャングムとパク将校は、ミン・ジョンホの屋敷に滞在。内医院に戻っていたチョン・ウンベクが訪ねて来て「まだ復讐したいと考えているのか」と聞きます。宮中を見てその思いが強くなりましたとチャングムが答えたので、ウンベクは医女取才(試験)のことは教えません。そして、考えを変えるよう説得してほしいとミン・ジョンホに頼みますが、「私はソ内人を信じています」と断られました。
ミン・ジョンホを推薦してくれたというキム・チソン監査大監が平安道から都に戻ることになり、「お前も戻れ」と誘う内禁衛将。ミン家の使用人も「お父上がお年で気が弱っています。戻ってください!」と説得します。それを聞いたチャングムは、宮中へ戻るようミン・ジョンホに頼みました。「ソ内人のそばにいると約束しました」「どこにいらっしゃってもいつも私のそばにいます。正義を貫ける力を宮中で蓄えてください」
翌朝早くに発ったチャングムとパク将校を追いかけるカン・ドック。ハン尚宮が息絶えた山道で、封墳(土まんじゅう)をつくらせてくれとチャングムがお願いします。ところがそこへ両班のお坊ちゃまがやってきて「ここはうちの土地だし墓をつくるには縁起が悪い場所」と話しました。
チャングムはその両班息子の病気を見抜き、牛肉を料理して食べさせると両班息子が吐き気をもよおしたので、父親が「義禁府へ送ってやる!」と怒ります。しかし易経をおさめている両班息子はチャングムが恩人になると見抜いており、チャングムの治療に従うと言い張りました。その結果、ウソみたいに完治♪お墓をよい場所につくると約束してくれます。
医女試験を受けにきたのか?と両班の父親に聞かれたチャングムは、急いで漢陽へUターン。チャングムの回答のスラスラ度に試験官はびっくりしてます。試験官の一人であるチョン・ウンベクは「仇が診察に来たら助けるか見捨てるか」と質問し、チャングムが「決めかねています」と答えたので、ウンベクは「下」と採点。ひとつでも下がついたら落第ですが、ウンベクは「お前と同様、私も保留しただけ」と話し、合格にしてくれました。医女になるための修練が始まり、厳しそうなシン・イクピル教授が登場します!
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