2年が経っています。ツボの位置はすべて暗記したチャングムですが、首医女チャンドクに鍼を打つ修練で失敗したのがトラウマとなり、鍼を打てない状態。ミン・ジョンホは励まし、チャンドクは立ち直るのを待っています。
そんなある日、薬房に運ばれてきた急病人がカン・ドック(原因は船酔い)。チャングムはどうしても鍼を打てず、お灸で治療します。アヒルのおかげで息子イドが生まれたが死んでしまったこと、チェ尚宮が最高尚宮になってからお酒を卸せなくなったので宮中のようすはわからないことを話すトックおじさんでした。
済州島の牧使ハン・ドンイクがミン・ジョンホに、献上品の馬を牛島(ウド)に運ぶのに水軍に護衛させろと命令。警護が手薄になりますがいいですか?と念を押してミン・ジョンホが旅立ち、兵士を診るためにチャンドクも連れて行きます。しかしミン・ジョンホが危惧したとおり、倭寇が島に上陸。逃げ遅れた住民が捕えられました。
倭寇は、(対馬の?)島主が病気のため急きょ済州島に立ち寄ったもよう。チャンドクが留守なので優秀なチャングムに目をつけて診断させます。チャングムが島主を診断すると、急性虫垂炎のような腸癰(ちょうよう)でした。「修行中ですし鍼は打てません」と拒否するも、島民の命がないぞ!とカン・ドックに刃を向けられます。いやいやながらも思い切って鍼を打ったチャングムの顔は晴れ晴れとしていました。
その頃、のろしを見て密かに島に戻ってきたミン・ジョンホからチャングムに手紙が届きます。「鍼を打ったと聞きうれしく思いました。倭寇の状況をおしらせください」。チャングムは敵状をしらせ、足りない薬剤があるからという口実で畑に日本人を連れて行き、そこに潜んでいたミン・ジョンホたちが倭寇を撃退。続いて、逃亡していた牧使ハン・ドンイクも登場します。
チャングムが鍼を打てたのを喜ぶミン・ジョンホですが、「鍼を打てなかったらこのままここで私と・・・」と告白めいたことを言い、イイ雰囲気。自分のありのままを認めて見守ってくれていることにお礼を言うチャングムでした。
騒動が落ち着き、チャンドクは“秘伝の虫毒”をチャングムに教え始めました。そんなとき、チャングムが役所に呼び出され、倭寇を治療した罪で義禁府へ送られることになります!
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