中宗が倒れ、御医は「風邪」と診断しますが、実は御医と食医チョン・ユンスは他の病気の可能性も疑っていました。
ハン尚宮失脚の絶好の機会と考えたチェ尚宮から手紙をもらった兄チェ・パンスルはチョン・ユンスに接触。チョン・ユンスは王の病気を内医院のせいにされたくないので協力することに。ハン尚宮は、温宮でない温泉(ハン尚宮の故郷)をすすめたことやアヒルを独自に仕入れたことを責められ、監察房にぶちこまれます。
食医とチャングムがアヒル屋に聞き込むと、アヒルが温泉水(猛毒の硫黄)を飲んでいると判明。ハン尚宮はここぞとばかりに責められ、義禁府に送られます。オ・ギョモは「チョ・グァンジョを慕う若手とハン尚宮がつるんでいた」という筋書きを考え、この事件を利用して政敵チョ・グァンジョを始末しようと計画。大妃(貞顕王后)に働きかけて推鞫(チュグク)官になります。
頼りのチョン・ウンベクは行方不明。カン・ドックは独自に料理実験し、ミン・ジョンホは医官を連れて村に聞き込みに行きます。村の人々は「うちの村のアヒルは天下一品!不老長寿の霊薬で還暦過ぎて子供を授かった人もいる!」と自信マンマン。アヒルに解毒作用があるのを内医院も知っているはずだと聞かされます。しかし御医も食医も王の病気をアヒルのせいにしたがっています。
やがてアヒル屋もチャングムも捕えられ、尋問されているところに、内禁衛将(ミン・ジョンホの上司)が登場。アヒルに問題はないとして中止させます。そして義禁府のチャングムにカン・ドック妻がミン・ジョンホからの手紙を届け、「尋問されたことをこれでメモして」とノリゲを渡しました。「このノリゲは!?」と驚いたチャングムは、ノリゲをミン・ジョンホが持っていたと知ります。
オ・ギョモとチェ・パンスルの癒着を上告して反撃しようというミン・ジョンホの企みをチェ・パンスルの手下ピルトゥが盗み聞き。ミ・ジョンホをチョ・グァンジョと結び付けて始末するしかないとチェ・パンスルは決めます。しかしクムヨンが「ミン・ジョンホ様はだめです。彼を失うくらいなら私が義禁府へ行きます」と制止。姪の思いの強さを知ったチェ尚宮は「兄上に官女の気持ちはわからない」ととりなすのでした。
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