コトを荒立てたくない提調尚宮(チェ尚宮とグル)がチョン尚宮を説得するも、歯向かいまくられ、義禁府に訴えるのを一日延ばせただけ。もはや操り人形ではなくなったチョン尚宮を辞めさせたいのはやまやまですが、話のおもしろいチョン尚宮は中宗のお気に入りで「毎日来い」と言われています。
チャングムを助けたいハン尚宮は涙ながらに事情をたずねますが「話したいけど今はできません。言いつけを破った私のせいで両親が死にました」。一方のオ・ギョモやチェ尚宮は、義禁府の取り調べ官に手を回し、目撃者も用意。猶予を与えたのを悔やむチョン尚宮にハン尚宮が訴えました。「このままではチャングムだけが死にます!あの子のことはご存じでしょう?」
王の御膳を権力のために利用するのが許せないという信念のチョン尚宮。でも結局は禁府に行かないと決め、提調尚宮に報告します。提調尚宮はチャングムの追放を命ずるも、チョン尚宮は聞き入れないのでした。
チャングムの養父で熟手(スクス)のカン・ドックが、冬虫夏草と鴨でつくる保養食・蟲草全鴨湯(チュンジョチョナプタン)つくりました。それを食べた元子の手足が麻痺し、毒が原因と医官が診断。銀のさじ(≒気味)でわからない毒もあるそうで、カン・ドックが捕まりました。
すべての食材や毒草との組み合わせを水刺間が検証しても解明できず、チャングムが医女シヨンに元子の服薬歴を質問すると、不眠だったのでニクズク(ユクドゥグ/ナツメグ)の油を飲んでいたと判明。「それは明の香辛料で、料理では油を抜いて使うそうよ」とハン尚宮が話します。
そこでチャングムはミン・ジョンホに医書『郷薬簡易方』を貸りて確認。ヨンセンに呼ばれた尚宮たちが見に行くと、チャングムがへたりこんでいました。
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