ドケチ女(ナジュ宅)とカン・トック夫妻の家の蔵に忍び込んだチャングムは、それが縁で夫妻と息子イルドと暮らし始め、賢いチャングムは重宝されるように。夫妻は醸造業を営み、トックは通いの熟手(スクス=宮廷料理人)でもあります。
2年後の燕山君12年(1506年)、クーデター計画が立てられていました。パク・ウォンジョン、ソン・ヒアン、オ・ギョムホ(ギョモ)(呉兼護)が登場。彼らの支援者(資金源)チェ・パンスル商団の一族が水刺間の最高尚宮なので、内禁衛の食事に眠り薬を入れてもらえば宮殿に入れる♪と作戦を立てています。そして監視されている晋城大君(燕山君の異母弟・後の中宗)に計画を伝えるため「お酒を運んでいる賢い10歳の子」を使うことにしました。
ってことでメッセージをつけた酒瓶4本を持たされたチャングムが晋城大君宅へ。母の遺志を叶えるために女官になりたいチャングムは、部屋に入るなり「女官になりたいのです!」とお願いしちゃいました。お酒の札の字を判別してメッセージを伝える賢いチャングムに感心した晋城大君は、たまたま居合わせた大妃(貞顕王后)付きのイ尚宮に口添えをしてやります。やがて反乱軍が宮殿に突入(中宗反正)。晋城大君が新王(中宗)に即位します。
チャングムには宮殿から使いの尚宮が来てめでたく女官見習いに♪(ミョンイ親子を捜しているチェ・パンスルの手下ピルトゥが少し怪しんでます)幼い見習い女官たちは礼儀作法を仕込まれ、講義を受ける毎日。チャングムは亀を持ち込んでいたスローペースなヨンセン(連生)と友達になり、意地悪ヨンロ(令路)は賢いチャングムを身分のことで馬鹿にします。ヨンロの叔父は大殿の別監で妓生房も経営しているユン・マクゲだそうです。
ある夜、ヨンセンを誘って退膳間(テソンカン)に忍び込もうとしたチャングムは、ある部屋に向かって一人でチョル(拝礼)をしている年上の宮女に遭遇。科挙に合格した初恋の人と中宗がその部屋でお茶を飲んでいると彼女は話します。女官は基本的に「王の女」なので、静かに別れの挨拶をしていたのです。退膳間に入った二人は中宗の夜食をこぼし、ハン尚宮とミン女官に見つかりました。
スポンサード リンク