<「宮廷女官チャングムの誓い」 あらすじ 3話 補足>

手短に出てきただけですが、第3話では「中宗反正」という大事件が起きています。暴君として知られる燕山君を廃位して晋城大君を即位させた、有名な出来事です。燕山君は成宗の二人目の妃(廃妃ユン氏)の子、晋城大君は成宗の三人目の妃(貞顕王妃)の子で、後に中宗となります。

第3話では、この中宗反正の作戦を立てるシーンも登場しました。打ち合わせしていたのはパク・ウォンジョンやソン・ヒアンやオ・ギョモ。オ・ギョモ(呉兼護)は「大長今」で設定された架空の人物ですが、パク・ウォンジョン(朴元宗)とソン・ヒアン(成希顔)は実在した人物。吏曹判書(イジョパンソ)ユ・スンジョン(柳順汀)、チャン・ジョン(張珽)、司僕寺僉正ホン・ギョンジュ(洪景舟)たちは名前だけ登場しました。

彼らは中宗反正の功臣として、主に中宗時代前半に大いに権力を握ります。「女人天下」ファンの方には、パク・ウォンジョン=敬嬪の養父、ホン・ギョンジュ=熙嬪の父としてなじみのある名前ですよね♪彼らはクーデターでシン・スグンたちを始末することも話していました。シン・スグン(愼守勤)は妹が燕山君の妃、娘が晋城大君の妃で、当時の権力者。反正軍は彼を引き入れようとして断られ、彼や二人の弟を始末しました。

そして、2話で「イム・サホン様の配下だ」と名乗っていたチェ・パンスルが、3話ではイム・サホンと敵対する反正軍を支援していています。時勢を見極めて権力者を選んできたチェ氏一族の特徴が出ていますね。燕山君時代の重臣であるイム・サホンは晋城大君を警戒していたらしく、「護衛と称して晋城大君の家を監視させていた」ため反正軍は連絡方法に困り、チャングムにメッセージ付のお酒を持たせたという流れになっています。

酒瓶についていたのは、黄巾の乱で張角が書いた檄文をもじったもの。晋城大君はうろたえていましたが、クーデターが成功したので王座に上ります。即位のシーンで隣にいた夫人シン氏は、すぐに追放されてしまいました。反正軍からすると「逆賊」であるシン・スグンの娘だからというのが理由でした。

さて、チャングムが宮殿に入るのもこの第3話です。オウムの血を腕に垂らして流れ落ちるかどうかで純潔性を判断するのは、中国に伝わる仙女の伝説にちなんでいると尚宮が説明していました。

夜の宮殿でチャングムとヨンセンが遭遇したのは、クミョン(クムヨン)ですね。彼女が幼い頃から好きだったのは、後にチャングムと恋に落ちるミン・ジョンホ。16歳で司馬試(サマシ)に合格し、科挙に首席合格したという経歴だそうです。

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