★チェ・パンスルチェ・パンスル商団の首領。チェ尚宮(チェ・ソングム)の実兄。クムヨン(クミョン)のおじ。チェ一族の悪事を知っているチャングム母ミョンイやチャングム、ハン尚宮、チョン尚宮たちの命を狙い、あるときは追放してきたが、結局は罪が明らかになり、鞭打ちの刑に処されたのち、移送途中に息絶えた。イ・ビョンフン監督作品には欠かせないイ・ヒドさんが演じている。
チェ一族は女性を水刺間(スラッカン)に送り込み、7人もの水刺間最高尚宮を輩出し、食材納入などで利益をちょろまかしたり、王や王族の食事に毒を盛ったりしてきた。また、朝廷の有力者を支援することで、商団に有利な利権を獲得。有力者と最高尚宮が情報を交換することで協力もしてきた。明や倭国と取引しているので、チェ尚宮やクムヨンは入手困難な高級食材を使うことが可能で、一族に伝わる秘伝の調理法もある。
◆関連記事/<7人の王に仕えたチェ尚宮たちチェ一族の変遷>★チャン執事いつもチェ・パンスル商団にいる番頭的な人。チェ尚宮やクムヨンが商団に帰ったり、客人が来たりしたときに応対していることが多い。
★ピルトゥチェ・パンスルの子分。尾行や張り込みをするほか、ときには刺客となるなど、アクション業務担当。セリフはほとんどない。「イサン」で親衛隊3人組の一人ソ・ジャンボを演じた方が扮している。イ・ヒドさん同様、イ・ビョンフン監督作品の常連の方。
★ハン・ドンイク牧使(モクサ)。チャングムが済州島に流されたときの役所の長官(エライ人)。倭寇に襲来されると逃げ出し、島が落ち着くと虚偽の報告書を出して自分の手柄とし、チャングムを内通者に仕立てた。オ・ギョモはほめたが、真実を知るミン・ジョンホの訴えが明るみになり、罷免された。
★パク・クマンチャングムが済州島に流されたときに登場した済州水軍の将校。何度も逃げ出そうとするチャングムに手を焼きながらも、チャングムのことを好ましく思うように。医女試験のために上京するチャングムに同行してくれたりした。ミン・ジョンホが都の官職を口ききしてあげることになったが、おそらくチャングムが医女になって以後の都でのシーンでは登場していない。
※済州島ではこのほかにも首医女チャンドクの薬房で働く女性や、チャンドクが診ている患者さん、とても不自然な日本人など、いろんな人が登場していますが、個別に覚えるほどのキャラ立ち度は低いので(名前もそれほど気をつけて見てない・・・)、ここまでとさせていただきます。