★パク・ヨンシン女官長
ドラマ前半でチェ尚宮よりももっと格上だった、三ツ矢歌子なお方。「女官長」と訳されていたが、実際には提調尚宮。そのときどきの勢力に従い適度に甘い汁を吸う権力者だが、韓国歴史ドラマの中ではそれほど極悪でもなく、普通な権力者といった印象。チェ一族ほどあこぎではなく、罠にはまって宮殿を追い出されてしまった。その後、チェ一族への復讐と返り咲きを狙い、チャングムたちに協力。最後には改心して尼寺へ行ったもよう。後にチャングムのライバルとなる医女ヨリ(ヨルイ)姉妹が幼い頃に面倒をみたという過去があり、ヨリが忠誠を誓う人物でもある。「女人天下」ならば中宗付きで敬嬪パク氏の間者だったキム尚宮役に該当する役職。
★スバル尚宮(名前不詳)
パク・ヨンシン女官長につきしたがっていた侍女的な尚宮。スバル尚宮とは、身の回りの世話をするのが主な役目。女官長が宮殿を出てからもお世話をしていたらしいことが45話でわかる。「トンイ」でアイゴーアイゴーうるさかった夫婦の奥さんを演じていた方の役といえばわかりやすいかも。
★気味尚宮(名前不詳)
第一話で友人チェ内人が食事に何やら仕込むのを目撃したパク・ミョンイ(チャングム母)がまず報告していたのが、この気味尚宮。さが彼女がチェ一族と通じていたので、ミョンイが悪事に気づいたことがバレてしまい、悲劇が生まれることになる。「馬医」でスッキ公主にお仕えしていたカク尚宮役の方が演じている。かなりお若くておきれい!
★ノ尚宮
大妃殿に配属されていた勤続50年の老尚宮。退職のはなむけに大妃(貞顕王后)から試験の出題を命じられ、「饅頭(マンドゥ)」という問題を出した。8話~9話ごろに限定的に登場するだけなので、特に覚えていなくても視聴に大きな問題はない。
★ハンイ
針房勤務の見習い宮女。前出のノ尚宮の娘だと自分では思っているが、実はノ尚宮の後輩宮女が明の役人に手ごめにされた結果、生まれた。母親は宮女の規則に従い命を絶ったが、当時の同僚たちはその娘の命を守ろうと、宮殿の片隅でひっそり育て、その秘密を守り抜いたというエピソードがある。退職するノ尚宮が大好きな饅頭をつくるためにチャングムの試験の食材を盗み、チャングムを危機に陥れた。ノ尚宮と同様、限定的な登場人物なので、この人のことをちゃんと覚えていなくても視聴に支障はない。
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