王妃(文定王后)が半産(流産)しそう!とのことで、チャングムが中宮殿でお手伝いします。そこへ入ってきたのが、今や提調尚宮にのぼりつめたチェ尚宮。クムヨンと同様に驚愕していますが、チャングムは無視して王妃の手当てを促しました。駆けつけてきた先輩医女ヨリ(ヨルイ)は、胎児と胎盤が出てしまったことを御簾の向こうのチョン・ウンベク主簿(王妃担当医官)に伝えます。
うまくいきましたねとチェ尚宮に話すヨンロ(現在はスバル尚宮)。何か小細工でもしたのでしょうか。この会話から、チェ尚宮たちが反王妃派ということがわかりますね。功臣派の勢いが弱まり、チョ・グァンジョ派だった士林派の登用が進む中、チャングムを追い出したくても事を荒立てられないとチェ尚宮は考えます。
チャングムはムスリのホン(ホンイ)とも再会。思わぬ事態にわなわなしているクムヨンとは対照的にチャングムは「お祝い申し上げます。最高尚宮になられたのですね。幸せですか?」と無表情で、チェ尚宮にも「お元気ですか?」と冷たく挨拶しました。威張り腐っているヨンロは、チャングムを見て腰を抜かさんばかりに驚いています。
さて、ミン尚宮(とチャンイ)は、いろんな部署をたらいまわしにされた後、やっと大殿の至密尚宮になったと思ったら、王のトイレやサニタリー担当でした。前の提調尚宮がチェ尚宮の策略で罷免されたことや、ヨンセンが一度承恩を受けたもののチェ尚宮に妨害されてさびしい立場だと教えてくれます。
そんなヨンセンは醤庫でお祈りするのが習慣。「おわたりを願っている」と皆はあざ笑いますが、実はチャングムの無事を祈っているのです(いい子です~~)。涙の再会を果たした二人は、ヨンセンの部屋へ。しかし宮女たちは「ヒビン様の来客で忙しいのに!」とウザそうな態度を隠しません。字幕では「禧嬪」になっていましたが正しくは「女人天下」に出てきた熙嬪ホン氏ですね。「私に魅力があったら王様もお越しになってあなたの無念を晴らせるのに」「妓生にでも教わって喜ばせたのに」と泣くヨンセンがかわいすぎます!
左賛成と司憲府執義ミン・ジョンホは、右議政オ・ギョモやパク・フギョムやチェ・パンスルとの会食を設定。食べ終えた後で、「今日の料理は硫黄アヒルです。でも何も起こらないことはご存じのはず。走肖為王事件のとき山で見つかった遺体のこともご存じですよね(???)」と強く出ました。さらにミン・ジョンホはチェ・パンスルに「ソ内人を追放しようとしたら宣戦布告と受け取る」と釘を刺します。辛いクムヨンがチャングムに脚をもませると、「みぞおちの上が痛みませんか?」と指摘されてしまいました。
チェ尚宮と通じている内医正チョン・ユンスは、チャングムを左遷するため、とんちんかんなチョ奉事(ボンサ)に指導を任せ、チャングムとシンビに失敗させた挙句、「恵民署へ行け!」と怒りました。王妃の病状はよくならず、チャングムとシンビは脈がおかしいと感じます。しかしそれは一番優秀な医女ヨリとは異なる見立て。会話を書庫で小耳に挟んだヨリは「文句あんの?」と凄みました。
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